何気なくしている「背伸び」が“最強の健康法”と専門家が絶賛!その驚くべき効果を解説
「背伸び」の姿勢を崩してしまう10のNG習慣
背伸びの習慣を取り入れれば正しい姿勢が身につくように、姿勢にとってのNG習慣がくせになってしまっていると、大きな健康被害をもたらします。自分の体に合わないイスを使うことだけではなく、背伸びの姿勢を崩してしまうNG習慣というものは、私たちの身のまわりにたくさんあります。それらの習慣が体によくないということを知らずにいれば、いくら背伸びを意識して生活しようとしても、いい姿勢は身につきません。以下にあげる習慣に心当たりのある人は、すぐにでも生活習慣を見直しましょう。そうすれば、必ず姿勢の改善ができるはずです。 1.あぐらをかいて座る 「あぐらをかくと、腰が後ろに倒れてしまうのでおすすめできません。お尻の下に座布団などを入れて、お尻の位置を高くすれば正座と同じような位置に腰が来るので、背伸びの姿勢が維持できるようになります」 2. 座イスを用いる 「座イスを使って足を投げ出して座るのも、骨盤が倒れ背中が曲がる原因になります。椎間板を痛めるので絶対にやめましょう。床に座るなら、やはり座布団に正座かお尻の下に座布団を入れましょう」 3.お尻のポケットにスマホや財布を入れる 「座ったときに、財布などを入れたほうだけ腰の位置が上がってしまうので骨盤が傾いて歪む原因になります」 4.足を組んで座る 「これも同じく骨盤が歪む原因になってしまいます。ただし、くるぶしのところ(足先)で足を組むのはOKです」 5.飛行機や新幹線で座席を倒す 「飛行機も新幹線も座席のリクライニングを使わないで座るのが姿勢によく、疲れにくい体勢です。座席を倒してしまうと、かえって腰を痛めてしまいます」 6.車に長時間乗る 「普通の乗用車のシートはソファのような造りになっているため骨盤が倒れやすく、姿勢を崩す原因になります。長時間運転するときなどは腰の後ろにクッションを当てるなどの工夫が必要です。また普通乗用車よりもワンボックスカーやトラックのほうが、シートの角度が直角に近いので腰にはやさしいのです」 7.枕を背もたれにして本を読む 「ベッドの上で枕にもたれてテレビを観たり本を読んだりすると、腰に大きな負担がかかります。寝るときにも柔らかいベッドや高い枕は避けましょう」 8.ウエスタンブーツで歩く 「もともとウエスタンブーツは乗馬するときに使うブーツなのでタイトにつくられています。それをはいて長時間歩いてしまうと、足指を締めつけてしまい、重心をとれない足になってしまいます」 9.いつも同じ肩に鞄をかける 「利き腕の関係もあるので、ついつい同じ肩にかけてしまいがちですが、肩こりや体の歪みの原因になります。左右バランスよく、交互に持ちかえるようにしましょう。できればショルダータイプではなく、リュックタイプの鞄を使ったほうが肩への負担が軽減できます」 10.イスに浅く座る 「正しい座り方の基本は、まずイスに深く腰かけること。そして骨盤を立てて、坐骨を座面に突き立てるようにして座ること。電車内でもほとんどの人が背中を曲げ浅く腰掛けています。一見ラクな姿勢に思えますが、腰に大きな負担がかかっていますからすぐにやめましょう」