【要注意】街で突然「すみません、アンケートに答えてくれませんか?」と言われた!→断ってもしつこく話しかけられたけど、これって「個人情報」が目的なの?“巻き込まれない対策”もあわせて解説
街中で実施されているアンケートの声かけを、1度くらい受けた経験がある人は多いのではないでしょうか。粗品がもらえるアンケートもあるため、気軽に回答する人も少なくありませんが、なかには悪質な声かけも存在しており、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。 本記事では、街中で行われているしつこいアンケートの目的や、悪質なアンケートに巻き込まれないための対策などについて解説します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
街中で実施されているしつこいアンケートの目的
アンケートの目的はさまざまですが、そもそもアンケートの実施者が健全な目的で活動しているのであれば、回答者に対してしつこく付きまとうような行為はしません。しつこくアンケートの回答を求める場合、以下のような悪質なアンケートの可能性が高いため注意が必要です。 ■キャッチセールス商法 しつこいアンケートの目的としてありがちなのが、商品やサービスの押し売りです。 アンケートと称して近くの喫茶店や事務所まで連れて行き、その場でサービスや商品の契約をさせるのが主な手口です。途中で帰ろうとしても、複数人で囲んで妨害するため、そのまま契約をせざるを得ないことも少なくありません。 社会人経験の浅い若者が主なターゲットで、女性の場合は化粧品やエステなどの美容に関する商品やサービス、男性の場合は絵画などを押し売りされるケースが多いです。 ■個人情報の収集 個人情報を収集するために、アンケートを実施している場合もあります。 アンケートで氏名や住所、電話番号などの個人情報を聞く際は、アンケートの回答用紙に利用目的を明示し、かつ回答者本人から個人情報の利用規約に対して同意を得なければなりません。 しかし、アンケートによっては利用目的が記載されていないにもかかわらず、個人情報を記入する欄が設けられている場合があります。こうしたケースでは、個人情報を収集し、第三者に販売するのが目的である可能性が高いです。 個人情報の扱いについて調査員に尋ね、回答をはぐらかされる場合は、アンケートの回答は控えた方がよいでしょう。