車いすテニス・国枝氏に「国民栄誉賞授与を検討」松野官房長官会見2月3日(全文)
防衛費増額への国民の理解をどう深めるのか
記者:【*****00:23:56】。政府は本日、防衛力の抜本強化へ税外収入を活用するための財源確保法案を閣議決定しました。国会での法案審議を通じ防衛費増額に対する国民の理解をどのように深めていくお考えか伺います。 松野:本日、わが国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案について閣議決定しました。本法案は、防衛力強化に必要な財源を確保するため、税外収入の活用について防衛力強化資金の創設や特別会計からの繰り入れなど、所用の措置を講ずるものであります。わが国の安全保障環境が厳しさを増す中で、防衛力の抜本的強化は国民の命と平和な暮らしを守るために待ったなしの課題であり、今後5年間で必要となる防衛力の内容を積み上げて、新たな防衛力整備計画として具体化したところであります。 政府としては、そのために必要な予算や、その裏付けとなる財源確保の取り組みについて、国会での法案審議を通じて、国民の皆さま方にもご理解いただけるよう丁寧に説明してまいりたいと考えております。 記者:話題、変わります。岸信夫前防衛相が本日午後、衆議院の細田議長宛てに議員辞職届を提出し、併せて首相補佐官も辞職しました。受け止めをお願いします。 松野:内閣総理大臣補佐官の【ニンベン 00:25:33】は総理の専管事項であり、その詳細について私からお答えすることは差し控えますが、人事は本人の人格、見識を踏まえ、適材適所の考え方で行っています。今般、岸総理大臣補佐官より、一身上の都合により、内閣総理大臣補佐官の職を辞したいとの申し出があったことから、これを認め、国家安全保障担当の内閣総理大臣補佐官の職を兼務していた経験がある木原副長官に再度、兼務をお願いしたところであります。
木原副長官の総理補佐官兼務は一時的対応か
記者:読売新聞の【サトウ 00:26:15】です。総理補佐官人事に関連してお伺いします。木原副長官が総理補佐官を兼務する今回の人事というのは一時的な対応なのか、それとも、当面は官房副長官と総理補佐官を兼務することになるのか、それについて教えてください。 松野:総理が官房副長官の政策に関わる優れた知見を活用したいというような場合、総理大臣補佐官を兼任させ、総理を政策的に補佐していただくことは制度上可能だということであります。