雪山のライチョウを撮影したら...景色に紛れてかくれんぼ状態に⇒捕食者から身を守るための知恵だった
ライチョウが雪景色でかくれんぼをした様子が12月3日、Xに投稿され、話題になっています。 【画像】ライチョウを探せ! 投稿したのは槍ヶ岳山荘グループ【公式】(@yarigatake3180m)。「先日蝶ヶ岳に行った時に撮影した写真。この中にライチョウが何羽写っているか、分かりますか?」とコメントし、長野県にある蝶ヶ岳で撮影したライチョウの写真を投稿しました。 草木に降り積もった雪の風景に、ライチョウが溶け込むように紛れており、かくれんぼをしているかのようです。 この投稿は8000回以上「いいね!」され、大きな反響を呼びました。 ライチョウ保護につなげる場としての機能を持つ長野県のライチョウ保護スクラムプロジェクトによると、ライチョウは猛禽類といった捕食者から逃れるため、環境にうまく溶け込む戦略をとっているといいます。冬は白、春になると雄の上面は黒褐色といったように、季節によって外から見える羽毛の色を変化させるのだそうです。 SUNTORYの「日本の鳥百科」によると、ライチョウは高山に住む特別天然記念物で、絶滅が心配されている鳥です。 投稿には「4羽かな」「雷鳥があっちにこっちにもだなんて夢のようですね…」「冬毛も可愛いー」「それにしても見事な保護色ですね」というコメントが寄せられました。
田中祥子/ハフポスト日本版