宣言解除受け、埼玉・大野知事が会見(全文2完)悪いシナリオ考える必要あり
埼玉県の大野元裕知事は25日夜、県の新型コロナウイルス対策本部会議の終了後に記者会見を行った。 【動画】埼玉県が新型コロナ対策本部会議 終了後に大野知事が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「埼玉県が新型コロナ対策本部会議 終了後に大野知事が会見(2020年5月25日)」の会見開始時間に対応しております。 ◇ ◇
今日の対策本部会議をもって解除か
読売新聞:読売です。確認ですが、そこの表にあるものについては、今日の対策本部会議をもって解除という考えでよろしいでしょうか。 大野:上は解除です。ここについては要請の協力の対象から除外という言い方をさせていただいています。ここは緩和です。 読売新聞:それは、緩和などについては、今日の対策本部会議をもって緩和ということでいいですね。 大野:そうです。 読売新聞:それと、イベントについての取り扱いについてはどうするんでしょうか。 大野:イベントにつきましても、先ほどご質問があった埼スタとか、同じタイミングで諮らせていただく予定であります。どうぞ。
球場の解除方針はどうする考えか
日本経済新聞:日本経済新聞の【イワサキ 00:18:23】と申します。先ほどの質問ともちょっと関連するんですけれども、今日プロ野球のほうが6月19日から再開するということで決まりましたけれども、県内の西武ドームはじめ、球場がいろいろあると思うんですけど、その辺りは、球場への解除方針はどうされるのかという知事のお考えを。 大野:施設については先ほど申し上げたとおり、近く開催される専門家会合に諮問をさせていただきます。そして中身というと変ですけど、主催者が行われるスポーツ等の事業についても同様にこれを諮問させていただくところでございます。今、具体名が挙がったプロ野球の球団だけではなくて、県内にはさまざまなスポーツの、営んでいる方々がおられますので、そこを含めて施設とその中身について、それから在り方について諮問するつもりであります。ちょっとお待ちください。 日本経済新聞:すみません、もう1点なんですけれども、今日、酒類提供については10時までに緩和されましたけれども、その一方で、繁華街への外出自粛は続けたいと。その辺の整合性はどのようにお考え? 大野:各飲食店における酒類の提供については必ずしも繁華街とイコールではないというふうに考えております。これは、専門家の皆さまのご助言や、あるいは厚生労働省等からいただいている資料なども含めて、やはりまだまだクラスターとして形成される可能性が拭いきれないという判断から繁華街についてはこれを避けていただきたいということは、ぜひ私のほうからもお願いをさせていただきたいと思いますし、ここについては、酒の提供の時間と必ずしもイコールではありません。