マンC、アーセナルも撃破した不気味なボーンマス 直近39試合でプレミア6位となる“60ポイント”を稼ぐ確かな実力
イラオラの下で面白いチームに
前節はマンチェスター・シティを2-1で撃破し、話題を集めたボーンマス。それだけでなく、今季は第8節でアーセナルを2-0で撃破するなど、ボーンマスは侮れない集団となっている。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/8・11/9・11/10] チームを作り上げたのは指揮官アンドニ・イラオラだが、イラオラは昨季早々に大ピンチがあった。イラオラは昨季よりチームを指揮しているが、昨季は開幕9試合で3分6敗と最悪のスタートを切ってしまい、早い段階で解任されるのではないかとの声もあったのだ。 しかしボーンマスはイラオラを信頼し続け、中盤戦からは成績が回復。最終的にはリーグ戦を12位で終えた。そして今季も10試合を戦って4勝3分3敗と悪くないスタートで、中堅クラブのボーンマスとしては納得の成績ではないか。その中でイラオラの手腕も高く評価されている。 英『The Sun』もイラオラがボーンマスを面白いチームに変えたと評価しているが、印象的なのはリーグで4番目に多い1試合平均15.2本のシュート数を放っていることだ。ポゼッション率こそ平均43.2%と低いが、ボールを奪ったところからの速攻が効いている。 また昨季後半戦を含めた直近39試合のリーグ戦を振り返ると、ボーンマスは勝ち点60を稼いでいる。同期間にこれ以上のポイントを稼いだのはアストン・ヴィラ(67ポイント)、チェルシー(69ポイント)、アーセナル(86ポイント)、リヴァプール(87ポイント)、マンチェスター・シティ(93ポイント)の5チームのみ。 強豪クラブにとっても無視できない存在となっていて、ボーンマスとの直接対決は危険だ。マンC、アーセナルも手痛い黒星を喫したことを考えても、ボーンマスは要警戒のチームと言えそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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