【電力会社】クーラーを使い始めたので電気代が気になります。「基本料金0円」の電気に乗り換えれば、けっこう安くなるでしょうか?
株式会社Looop Looopでんき 電気料金電気料金シミュレーションを基に筆者作成 4人以上になれば、年間9300円もお得になります。 ■0円でんき 0円でんきは、エネルギー事業の大手「株式会社オカモト」が提供する電力サービスです。供給エリアは、北海道電力・東北電力・沖縄電力エリアを除く全国に広がっています。東京電力エリア地域における、0円でんきと東京電力の従量電灯Bプランの料金比較は、図表2の通りです。 図表2
株式会社オカモト 0円でんき、東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯Bプランの料金を基に筆者作成 電力使用量が少ない場合、東京電力の料金は29.8円/kWhと、0円でんきよりも安いです。そのため、基本料金を考慮しても東京電力のほうが安くなる可能性があります。 300kWh以上の電力使用量がある場合には、東京電力の電力量料金が40.49円/kWhであるため、0円でんきの36.90円/kWhよりも高くなります。この場合、0円でんきのほうがコストパフォーマンスはよい可能性が高いです。 ■おてがるでんき おてがるでんきは、光回線やガス事業など多岐にわたる事業を展開する「株式会社エクスゲート」が提供する電力サービスです。沖縄電力エリアを除く全国に電力を供給しています。 東京電力エリア地域における、おてがるでんきと東京電力の従量電灯Bプランの料金比較は、図表3の通りです。 図表3
株式会社エクスゲート おてがるでんき、東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯Bプランの料金を基に筆者作成 中程度の電力使用量以上であれば、おてがるでんきの電力量料金が東京電力よりも安いため、おてがるでんきのほうが経済的といえるでしょう。
「基本料金0円」の電気プランへの変更は使用量などを事前にしっかり確認しよう
新電力の「基本料金0円」の電気プランは、電気使用量の多い家庭にとってはお得な選択肢となることが多いようです。基本料金が発生しないため、大きなアンペア数で契約しているご家庭ほど、基本料金なしの電気料金プランに切り替えることで節約効果が得られるでしょう。 ただし、電気使用量が少ない場合は逆に電気代が割高になる可能性もあるため、事前にしっかりと比較検討することをおすすめします。 出典 株式会社Looop Looopでんき 電気料金シミュレーション 株式会社オカモト 0円でんき 東京電力エナジーパートナー株式会社 従量電灯B・C 株式会社エクスゲート おてがるでんき 料金プラン 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部