【50代、3カ月で「使える筋肉」を増やす⑤】バキバキの筋トレは必要なかった! 余分な脂肪を落として使える筋肉に変える秘訣とは?
【4】お尻&太ももすっきりエクササイズ 片ひじをついて横に寝たら、クッションを二つ折りしてウエストの下に入れる。両膝を直角に曲げ、息を吐きながら、上の太ももだけをゆっくり開いて閉じるを繰り返す。片側15回ずつ。骨盤が前後に動かないように注意して。
【5】お尻&お腹すっきりエクササイズ クッションをウエストに当てて横向きに寝る。腕と体を真っすぐ伸ばし、脚を閉じてつま先を伸ばす。内ももとお尻を締めたまま、息を吐きながら脚を上げ、息を吸いながら脚を下げる。1秒で上げて1秒で下げるスピードで。片側5~10回ずつ。最後にチャイルドポーズで脱力を。
【6】全身引き締め逆プランク 内ももでクッションを挟んだら、両手を後ろにつき(指は体側へ)、脚を伸ばして長座する。腕は伸ばしたまま、息を吐きながら腰と股関節を持ち上げて5秒キープ。息を吐きながらゆっくり戻る。5回は繰り返そう。 (※動きを詳細にチェックしたい方は、OurAge『50代、3カ月で「使える筋肉」を増やすプロジェクト 〈第5回〉バキバキの筋トレは必要なかった! 余分な脂肪を落として使える筋肉に変える秘訣とは?』動画参照)
こうして着々とゴールに近づいていく小川さん。ここで途中経過をチラ見せしよう。 もう、ひと回りスレンダーになっている。しかも筋肉はキープしたまま、ほぐれてきた。脂肪だけが減ってきている。 3カ月後の結果は次回! 乞うご期待!!
【教えてくれたのは】 KAORUさん パーソナルトレーナー、姿勢アナリスト。1962年生まれ。アプロ主宰。指導歴40年。“姿勢で人生を変える”をテーマに指導を行う。姿勢に関する分析をホリスティックに行う独自のメソッドは、多くのファッション誌・フィットネス情報誌で紹介されている。自分の姿勢の現在の状態を把握し、ウェルネスコンサルティングが受けられる「姿勢分析」メニューが人気。自身、還暦とは思えないウェルネスな姿勢美は、まさに日々のエクササイズの賜物。近年、スタジオワークのかたわら、後進の指導や著作活動、オンライングループレッスンやイベントを通して、多くの人たちにそのメソッドを発信中。著書に『テニスボールダイエット』(幻冬舎)、『自分で整体ストラップ』(講談社)、『テニスボールでほぐす!のばす!やせる!』(扶桑社)、『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』(幻冬舎)など。
麻生れいみさん 管理栄養士・料理研究家。 東京医療保健大学大学院医療保健学研究科医療栄養学領域修了。慶應義塾大学SFC研究所 食・フードサイエンス&テクノロジー共同研究機構メンバー。著書は『麻生れいみ式ロカボダイエット』(ワニブックス)、『20kgやせた! 糖質オフ入門 最新版』(宝島社)などすでに28冊に及ぶ。ベストセラーも多数。 人物撮影/藤澤由加 取材・原文/蓮見則子