【50代、3カ月で「使える筋肉」を増やす⑤】バキバキの筋トレは必要なかった! 余分な脂肪を落として使える筋肉に変える秘訣とは?
自宅ごはんの日。玄米パスタ(低糖質)を使用したベーコン、しめじ、ズッキーニと具だくさんのペペロンチーノ。そしてガスパチョ。
後半はいよいよエクササイズで体幹を鍛え、筋肉をアップ!
そして、運動担当はパーソナルトレーナーで、姿勢アナリストのKAORUさん。小川さんの個性を見極め、綿密な計画を立ててくれた。 「小川さんは体全体が硬く、筋肉の動きが悪かったんです。その結果、代謝が悪くなっていました。そのため、1カ月間はまったくトレーニングをせず、テニスボールとフォームローラーによるリリースに終始。 関節をしっかりと動かせるようになったら、2カ月目にようやく背面(背中・お尻・もも裏)のトレーニングに入りました。 3カ月あるので、後半はいよいよ体全体を使うエクササイズです。家の中でできることを前提に、クッションを使ったエクササイズを宿題にしました」 それが次の6つのエクササイズだ。 もちろんKAORUさんのオリジナル。ひと通りやっても20分程度。多忙な小川さんでも無理なくできるメニューといえる。
【1】ツイスト腹筋 クッションのひとつは肩から頭の下へ。もうひとつのクッションを内ももで挟み、膝を直角に曲げてつま先を立てる。肩をクッションにつけたまま、内ももをギュッと締めながら膝を片側に倒し、肩が浮く直前でストップ。息を吐きながら上体を15回起こそう。反対も同様に繰り返して。
【2】お腹ぺたんこ腹筋 クッションのひとつはお尻の下に、ひとつは膝を曲げて、内ももで挟む。腰を床に押しつけるようにして足を膝の高さに上げて。息を吐きながらゆっくり両脚を倒す。両肩が床から離れる直前で止め、息を吸いながらゆっくり元へ戻ろう。左右交互に10回ずつ。
【3】バレリーナのストレッチ 内ももでクッションを挟み、かかとをつけてつま先を開いて立つ。股関節をギュッと外側に回してお尻を締め、両腕を高い位置で組んだまま、息を吐きながら上半身を横に倒し、息を吸いながら戻る。このとき、骨盤が動かないようウエストから上だけを横に倒す。反対側も同様に。左右交互に5回ずつ。かかとで地面を押しながら行うと効果的。