3年間でのプレタイムは“14,901分” 酷使され続けたロドリにシーズンアウトの可能性。CLインテル戦前には試合数の多さに不満吐露
シティにピンチ到来だ
プレミアリーグ第5節マンチェスター・シティ対アーセナルの一戦は2-2のドローに終わった。シティは無敗を継続し、依然としてリーグ首位に立っている。 そんなシティだが、アーセナルとの対戦でロドリが負傷し、24-25シーズン中に復帰することは難しいだろうと『Manchester Evening News』が報じている。同メディアによると、右膝の前十字靭帯を断裂してしまったようで、今後はバルセロナに向かい精密検査を受ける予定だという。 前人未到のプレミア5連覇を目指すシティにとってロドリの不在はかなりの痛手だ。昨季は彼が不在だったウルブズ、アーセナル、アストン・ヴィラとの3試合すべてに敗れており、重要性を再認識するゲームとなった。 代役はマテオ・コバチッチとなるだろう。今季は開幕からロドリが不在だったこともあって先発を任されており、チェルシーとの初戦では試合を決めるミドルシュートを沈めている。 それに伴ってビルドアップを得意とするリコ・ルイスが出場機会を増やすかもしれない。サッカーIQが高く後方からのボールの前進、アタッキングサードでの創造性はカイル・ウォーカーとは比べものにならない。 直近の3シーズンではクラブと代表での戦いを合わせると14,901分もプレイしているロドリ。CLインテル戦前に行われた記者会見では、これ以上試合が増えるのであればストライキの可能性もあると発言しており、今回の負傷を機にUEFAとFIFAが考えを改めてくれればいいのだが。
構成/ザ・ワールド編集部