阪神・糸原健斗が残留の胸中を明かす「このチームが好き」「熱いファンの方々がついている」
阪神・糸原健斗内野手(32)が12日、西宮市内の球団事務所で取材に応じ、国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留することを発表した。単年契約で現状維持の年俸7000万円(金額は推定)。 【表で見る】今オフのFA権行使が注目される主な選手 「この度、FA権を行使せずに、阪神タイガースで来年もプレーさせてもらうことを報告します。やっぱりこのチームが好きですし、このチームでもう一回優勝、日本一というのを味わいたいなと思って決めました」 糸原は2017年にJX-ENEOSからドラフト5位で入団。今季は主に代打として、打率・216の成績だった。藤川新監督にも報告。「『一緒に頑張ろう』という言葉をいただいたので、チームに貢献できるように頑張っていきたいなと思います」と明かした。 大声援をくれる阪神ファンも残留の大きな決め手となった。「僕が打席に立ったりしたら、すごい声援をくれる熱いファンの方々がついている。その熱いファンの方の前で来年プレーすることをモチベーションとして、すごく力に、いつも背中を押してもらっているので、来年も頑張ろうという気持ちにはなってます」と語った。