千葉ジェッツ 田村征也社長が語る“夢のアリーナと地域貢献の未来”【Bリーグ/バスケ】
――2025年1月には「りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI」が開催されます。行政も、大きな期待を抱いているのではないでしょうか? 田村)オールスターは日本全国から1万人規模のお客様がいらっしゃる機会であり、船橋市が注目される絶好の機会です。市全体が盛り上がり、地域活性化になると、すごく期待していただいていると感じます。人の流れが生まれることは経済的なメリットもあり、地域社会にとって非常に重要なことです。船橋市を全国にうまくアピールしたいと考えています。 ――当然、開催地のクラブとして、強い思い入れもありますよね。 田村)関東圏で初めて完成した夢のアリーナが「LaLa arena TOKYO-BAY」です。Bリーグとして描く夢の実現であり、その夢のアリーナを最大限に生かせる機会ですので、千葉ジェッツとしても、Bリーグと共に全国に船橋市をアピールしたいと考えています。個人的には、前回、沖縄で開催された「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」がすごく印象的でした。それを超えるものにしたいですね。 ――ありがとうございます。千葉ジェッツは、クラブとして成熟した体制にあると思います。この先について、どんな未来を描いているのかを教えてください。 田村)あらゆる面でNo.1を目指しています。競技面での目標は、地区優勝に加えてBリーグチャンピオンシップ、3連覇がかかった天皇杯の制覇です。さらに「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア(BCL Asia)」で王者を取ることも目標に掲げています。事業面においてはまず入場者数。以前はNo.1をキープしていましたが、他県でのアリーナの完成もあって順位が落ちてきています。「LaLa arena TOKYO-BAY」もオープンしてキャパシティーも広がりましたので今年は1位を奪還したいと考えています。また、ソーシャルメディア最優秀クラブも2年連続でいただいているので、3連覇を目指します。いずれにせよ事業面、競技面でBリーグNo.1になること。もちろん社会貢献活動においてもNo.1を目指します。 今年はEASL(東アジアスーパーリーグ)でファイナル4に進み、優勝することができました。その際、富樫選手の活躍を見た現地ファンがMVPコールをするという場面を目撃し、バスケは国境を超えると感じました。クラブとしてはアジア市場も目指し、アジアを代表するクラブに成長することが中期的な目標です。日本一からアジア一へ、どのように成長していくべきかを見据えて邁進していきたいと思います。 取材協力:Bリーグ B.Hope WEBサイトはこちら https://www.bleague.jp/b-hope/ B.Hope公式Xはこちら https://x.com/B_LEAGUE_HOPE