【レスリング】日下尚 名前の“尚”は五輪金メダリストが由来 「優勝して由来を追いたい」自身初の金メダルへ
◇パリオリンピック2024 レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級準決勝(大会12日目=現地時間6日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】1回戦で敗れ膝をつきぼう然とする須崎優衣選手 五輪初出場の日下尚選手は、この日行われた男子グレコローマンスタイル77キロ級準決勝でアルメニアのマルハス・アモヤン選手と対戦。見事、リベンジを果たし決勝進出を決めました。 「前に出るレスリングでしか自分は勝負できない」と語るように第1ピリオドから果敢に攻め込み、3-1で勝利。決勝進出を果たしました。試合後には「自分の目標は金メダルなのでうれしくないと言いたいところなんですけど、正直めちゃくちゃうれしいです」と喜びを口にしました。 金メダルをかけて自身初の五輪決勝に向かう日下選手は「金メダルしか見てないし、銀だと日本に帰れないので大応援団も来てくれてますし、しっかり切り替えてまた相手の研究して明日に備えたいと思います」と意気込みました。 初の大舞台で狙うのはもちろん頂点。名前の「尚」は2000年シドニーオリンピックのマラソン女子で日本女子陸上史上初の金メダルを獲得した高橋尚子さんが由来でつけられたものです。「しっかり優勝して、(名前の)由来を追いたいと思います」と目を輝かせました。