大阪府・吉村知事が定例会見4月21日(全文1)一斉休校の判断はまだすべきではない
修学旅行キャンセル料を支援
修学旅行のキャンセルに伴う支援についてです。このまん延防止期間における要請に基づいて、修学旅行を中止または延期したという場合に、生徒さん、保護者さんにキャンセル料を支援する、負担する、キャンセル料を支援していくという予算です。これは4月5日から5月5日までのまん延防止の期間中、この感染拡大をしていることを理由に、これはもうわれわれからもお願いをしているわけですが、修学旅行を中止または延期した場合には旅行従事者にキャンセル料を支払う必要がある、その経費について支援をします。公立については全額補助をいたします。そして私立については1人当たり1万2182円を上限に補助をいたします。この補助上限額を超える部分については学校法人に負担をお願いしたいと思っています。この金額については修学旅行のキャンセルやった場合の補助金、前回の補助金と同様の金額です。対象については府立学校、そして私立の学校、小中高、専修学校を含むということになります。 そしてこのコロナウイルスの影響で不安や悩みを抱える女性に対する支援についてです。女性を取り巻く環境は非常に厳しい状況になってます。雇用の減少、女性74万人、男性35万人という、緊急アンケートでも生活に対する不安等が出てるということです。ですので、そういった悩みを抱える方において交流できる場をつくっていこうと。そしてきめ細やかな相談に乗っていくと。そして協賛企業から提供いただいた衣類であったり生活用品であったり生理用品等について配布をいたします。期間については国の決定後、速やかに開始をしていきます。令和3年7月から令和4年3月ということになります。ドーンセンターで実施をいたしますので、よろしくお願いします。
緊急小口貸付金を6月末まで延長
経済的な困窮をされている方への支援についてです。まず緊急小口貸付金。これはこれまであった制度ですけれども、これを6月末まで延長いたします。そしてこれもこれまであった制度ですが、3カ月の再支給、住居確保給付金についてこの3カ月間の再支給を実施いたします。そしてひとり親家庭への支援についてです。ひとり親世帯で非常に厳しい状態になっている方に、児童1人当たり実質5万円の給付をするという支援策、また、国においてもこれはひとり親家庭以外にも支給しようということで今検討中でありますが、現在はひとり親家庭への支援ということで、この児童1人当たり一律5万円と、基本的には児童扶養手当の支給を受けている方が対象になりますけれども、これの支援をしていきたいというふうに思います。僕からは以上です。 司会:知事からの説明は以上でございます。それでしたら、これより質問を受けさせていただきます。順番に当てますので挙手をいただきまして、お願いいたします。どうぞ。