なんと、元日よりも”おめでたい日”は「年に3日」もあった…その理由を開運のプロ「暮れの酉」が教える
占い師が“元日を取り立てて祝わない”ワケ
1月。年が明けたら、まずは近くの神社やお寺を参拝する、という習慣のある人も多いことでしょう。 初詣をはじめ、何気なく訪れている寺社仏閣ですが、できれば、その神社やお寺に、いったいどんな歴史や由来があるのか、また、どんな神様や仏様が祀(まつ)られているのか、ぜひ、それらを知ることからお参りをスタートさせてみてください。 どんな力を持って、そこに降臨する神様なのか仏様なのかを知ると、何気ないお参りでも、きっと、その存在をグッと身近に感じられるはずです。 そして、初詣などでは、有名な寺社仏閣より、近くの氏神様をお参りしてみてください。どんな寺社仏閣でも、初めてお参りするときは“ご挨拶”と考えましょう。 お願いごとをするなら、2回目以降に。ふだんの人間関係でも、初対面の人にいきなり願いごとをすることはありませんね。それと同じです。 また、占いの世界では、じつは、元日を取り立てて祝うことはありません。なぜなら、占い師にとっての新年は、2月3日の立春(年によって日付は異なります)、あるいは旧正月だからです。 とはいえ、年が明ければ、もちろん「明けましておめでとうございます」と言い合います。せっかくのタイミングに乗るのも、それもまた、楽しいからなのです。 ちなみに、占いを学んだ人間には、じつは元日のようにおめでたい特別な日が、年に3~4日あります。それは、元日、旧正月(2025年は1月29日)、立春(2025年は2月3日)、これに加えるなら冬至の日(2025年は12月22日)です。 このように、古い暦に沿って生きてみると、どこかお得な感じがしませんか。ぜひ、これらの日も気持ち新たに迎えてみてください。
1月の「開運養生アクション」は“西への旅行”から
■【リンパマッサージ】―1月の開運養生アクションその1 十二支の「丑」は、身体でいうと股のあたりやリンパなどを司ります。2025年1月17日以降、冬の土用に入り、「土」の気と寒さで凝り固まっている身体をリンパマッサージでほぐしてあげましょう。 「土」の気で凝り固まるだけでなく、これも「丑」の性質から、寒さに身体がくくりつけられているはずなので、しっかり流し、伸ばすことが、さらなる開運につながります。 また、温泉は凝り固まった身体を温めてほぐすとともに陽気を補うことができるので、とくにおすすめのスポットです。 ■【旅行は西へ】―1月の開運養生アクションその2 最近では“恵方”などと言いますが、年ごとに巡る神様を歳徳神(としとくじん)と言い、一方で、月ごとに巡る神様を天道神(てんどうじん)と言います。 1月、月ごとに巡る天道神は「西」にいます。まだお休みがとれる人は、ぜひ、西の方角へプチ旅行をしてみましょう。日帰りの温泉旅行もいいですね。方角は、自宅から、ざっくり45度ずつで割り出してください。 ■【冷蔵庫や食器棚の整理】―1月の開運養生アクションその3 十二支の「丑」は、家のなかに当てはめると、冷蔵庫、食器棚、あるいは、食料を貯蔵しているパントリーや金庫などを司ります。 きれいに掃除をしたり片付けをすることは、1年を通してラッキーアクションと言えますが、大掃除でも後回しになりやすい場所ばかりですので、ぜひ、1月はこれらの整理、掃除をしてみましょう。 開運養生アクションを取り入れながら、どうぞ、清々しい気持ちで1年のスタートを切りましょう。 また、ここまで読んでくださった方に、さらなる開運情報を。五行の「水」と「土」が強まる1月は、それら両方を弱めてくれる「木」の数字である3と8のつく日がラッキーデーに。3日、8日、13日など、ぜひ意識して過ごしてみてください。 …つづく「胃腸トラブルに「ヨーグルト」は逆効果…不調を防ぐ、驚きべき「3つのルール」を専門医が解説」では、年末年始・お正月の食べすぎや疲れをリセットする1月の養生の方法について解説します。
櫻井 大典、暮れの酉