Jリーグ移籍の可能性も!? 今夏に無所属となった欧州日本人選手6人。新天地を探している最中なのは?
MF:森岡亮太(もりおか・りょうた) 生年月日:1991年4月12日 前所属:シャルルロワ(ベルギー) 23/24リーグ成績:20試合0得点0アシスト 2015/16シーズンの冬の移籍市場でポーランドのシロンスク・ヴロツワフに移籍した森岡亮太は、それ以降ヨーロッパでキャリアを歩んできた。 2017年夏にワースラント=ベフェレンへと移籍して以降はベルギーでプレーしており、ジュピラー・プロ・リーグでは通算171試合出場26得点40アシストを記録。出場試合数、得点数、アシスト数のすべてで歴代日本人のトップに立っている。 2018/19シーズン途中から所属していたシャルルロワでは長らくチームの心臓としてプレー。しかし、2022/23シーズンから負傷の影響で徐々にプレータイムが減っており、2023/24シーズンはリーグ戦とプレーオフを合わせて1得点にも絡むことができなかった。 現在33歳とベテランと呼ばれる年齢に差し掛かっている森岡に対してシャルルロワ側は契約延長オファーを提示せず、2023/24シーズン終了後に契約満了に伴い退団が決定。地元メディア『Sudinfo』の取材に応えた森岡は「ヨーロッパに残りたいという思いはあるが、キャリアを続けるには自分のフィジカルコンディションが理想的でないことは自覚している」と発言。欧州に残る選択肢と自らのフィットネスコーチがいる日本でキャリアを続ける選択肢があることを明かした。
DF:髙橋仁胡(たかはし・にこ) 生年月日:2005年8月17日 前所属:バルセロナ・フベニールA(スペイン) 髙橋仁胡は2022年9月に発表された「世界サッカー界最高の若き才能60人(2005年生まれ)」にノミネートされるなど、世代屈指の才能の持ち主であると評価されている。 スペイン育ちの高橋はアルゼンチン人の父と日本人の母の間に生まれ、代表チームは日本代表を選択。2023年に行われたAFC U-20アジアカップとU-20ワールドカップのメンバーに最年少の17歳で選出され、両大会で主力選手としてプレーした。 名門バルセロナのフベニールA(サードチーム)に所属していた高橋だが、2023/24シーズンは怪我の影響もあって出場機会が限定されていた。その結果、U-19のフベニールAからバルセロナBへの昇格が叶わず、5年間所属したバルセロナを退団することが決定した。ポテンシャルは抜群なだけに、まずは次なる新天地を見つけたいところだ。
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