ラグビー・リーグワン ライセンス制導入へ 28年度のスタジアム固定化目指す 発展へ改革方針示す
ラグビー・リーグワンは28日、今後の中長期方針を発表し、スタジアム固定化とホスト&ビジター形式を実現するため、28年度にライセンス制を導入する。1部は1万人以上、2部と3部は2500人以上収容可能のスタジアムを備えることが条件となる。 都内で会見を開いた東海林一専務理事によると、期限までにライセンスを取得できなかったチームは、対象となるシーズンにその当該のカテゴリーに参加できない。ただ、同理事は「クリアできる見込みはある」と4年後への展望を示した。現在、リーグワンでは東京の秩父宮ラグビー場がホストスタジアムとして複数のチームに使用されており、この課題を解決することも懸案事項となる。 また、段階的な試合数増加に基づき、同年度からの秋春制開催に向けた準備を進めていく。さらに、今季から3人を上限(4月からは1人)とした期限付き移籍の実施、26年度以降に海外チームのリーグワンへの参入、27年度にサラリーキャップ制の導入を目指すなど、リーグ発展へ多くの改革方針を示した。