旗艦クラス級の性能で7万円台に抑えた「Galaxy S24 FE」。豊富なAI機能を搭載
サムスン電子ジャパンは、独自のGalaxy AIを搭載したフラグシップスマートフォン「Galaxy S24」の性能やデザインを踏襲しつつ価格を抑えたモデル「Galaxy S24 FE」を発表した。auおよび直販サイトのSamsungオンラインショップで26日に発売し、直販価格は7万9,800円。 【画像】左側面 クラウドおよびオンデバイスAIを活用する独自の「Galaxy AI」を搭載したモデル。同AIの機能として、「AIスケッチ」や「生成AI編集」、「AI消しゴム」などのフォトアシスト機能や、自撮り画像からアニメ調やスケッチ風の画像を生成できる「ポートレートスタジオ」、動画からスローモーション動画を生成できる「インスタントスローモーション」などを備える。 画像や動画以外のAI活用機能では、海外の長いPDF文献も翻訳できる「PDF翻訳」や、メモや板書をしながら録音と文字起こし、要約ができる「Samsung Notes」、検索したいものを丸で囲むと関連する検索結果を教えてくれる「かこって検索」なども利用できる。 カメラは独自のProVisual Engineを内蔵し、背面カメラが約1,200万画素の超広角、約5,000万画素の広角、約800万画素の望遠の3眼構成で、前面カメラは約1,000万画素を搭載する。SoCはGalaxy S24(12万4,700円~)と同クラスのチップセットを謳うExynos 2400eを採用する。 そのほかの仕様は、メモリが8GB、ストレージが128GB、ディスプレイがフルHD+/120Hz表示対応の約6.7型Dynamic AMOLED 2X、OSがAndroid 14。インターフェイスは、USB Type-C、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3などを装備する。 IP68の防水防塵性能を備え、バッテリ容量は4,700mAh。カラーは、auがブルー、グラファイト、グレーの3色、Samsungオンラインショップがブルー、グラファイト、グレー、ミントの4色を展開する。本体サイズは約77×162×8mm、重量は約213g。
PC Watch,浅井 淳志