25年連続花園へ 東福岡が決勝で大勝 春の初戦敗退から成長示す
◆全国高校ラグビー大会福岡県予選決勝 東福岡80―5筑紫(9日・ベスト電器スタジアム) 昨年度の全国高校ラグビー準優勝の東福岡が筑紫に大勝し25年連続35度目の花園出場を決めた。 ■「ラガーマンの車って感じですね」福岡堅樹さんが新車紹介【写真】 東福岡は前半6分にプロップ武田粋幸(2年)のトライで先制すると、両サイドへと広くパスを回す持ち前の攻撃を見せて前半6トライ、後半6トライを決めて筑紫を圧倒。前後半とも40点ずつを挙げて大勝し、5月の九州総体予選では後半に逆転勝ちした筑紫に、しっかり夏からの成長を見せつけた。 今年は3月の高校選抜大会で初戦敗退。全九州高校大会では決勝で大分東明に敗れ、全国7人制大会でも上位に勝ち進めなかったが、今大会では初戦から圧勝で優勝を決めた。「花園にもう一度行けるというのが大きな目標だった。内容はまだまだだけど、まずは勝ったことに満足しています」と藤田雄一郎監督は25年連続の全国大会出場を決めてうなずいた。
西日本新聞社