【浦和】金子拓郎、マテウス・サヴィオ、荻原拓也…「満足度100%」新体制発表に10選手登壇
浦和レッズが7日、埼玉スタジアムで「2025シーズン新加入・復帰選手記者会見」を行った。24年は明治安田J1リーグで12勝12分14敗の13位、YBCルヴァン杯は3回戦敗退(天皇杯は出場権剥奪)に終わり、巻き返しを期す今季。マチェイ・スコルジャ監督の復帰2年目で、ベルギー1部コルトレイクからMF金子拓郎、柏レイソルから昨季J1ベストイレブンのMFマテウス・サヴィオ、サンフレッチェ広島からMF松本泰志、アルビレックス新潟からFW長倉幹樹らを獲得。クロアチア1部ディナモ・ザグレブからはユース出身のDF荻原拓也が復帰し、FC町田ゼルビアから舞い戻ったMF柴戸海も合わせ、新加入・カムバックの10選手が登壇した。 冒頭、強化責任者の堀之内聖スポーツダイレクターが補強のポイントについて「国内外において十分な実績のある選手、他クラブで多くの経験を積んで復帰してくれた選手、高いポテンシャルを持って未来の浦和を作っていくであろう選手を獲得しました。強いて1つ言うならば、浦和でプレーしたい、エンブレムを背負って多くのファン・サポーターの前で闘いたい、という強い思いを持った選手」と説明した。 補強の自己採点を求められると「満足度は100%です。今後の補強は、まだ終わっていません。日本のウインドーは3月26日まで開いていますし、昨夏の反省を生かして、常に準備していきたい」と、主将DF酒井宏樹らのシーズン途中移籍などを念頭に、力を込めていた。【木下淳】 全10選手の第一声と特長の自己紹介は次の通り。 【金子】強い覚悟を持って、この移籍を決断しました。持っている全てのものを出して、浦和のタイトル獲得に貢献したい。特長は個ではがせるところです。ストロングポイント。チーム戦術を理解した上で、個を存分に出せていけたら。 【松本】タイトルを撮るために、強い覚悟をもって来ました。特長は運動量、2列目、3列目からゴール前に関わったり、守備もするところです。 【長倉】特長は動き出しです。チームの勝利に貢献できるよう、全力で戦います。 【DF根本健太】自分が特長とするヘディング、刺しパス、ロングパス、対人の強さを生かして、試合に出て優勝に貢献できるように頑張ります。 【マテウス・サヴィオ】浦和に加入できて、非常にうれしく思います。優勝に向けて準備したい。テクニックが特長です。よろしくお願いします。 【柴戸】また、この浦和のエンブレムを着てプレーできることを、うれしく思います。特長は球際、運動量、ボール奪取です。(新加入の)7年前、この場でお話しさせていただいて、その時の新鮮な気持ちを持ちつつ、プロ生活で学び、得た経験から、泥くさく1つでも勝利を多く収められるように全力を尽くしていきます。 【FW高橋利樹】横浜FCで得た経験を、全部、浦和レッズに還元したいと思います。献身性、得点という結果でJリーグ優勝に貢献していきたい。 【荻原】まずはじめに、この復帰を実現させてくださった堀之内さんはじめ、クラブスタッフの方々、ありがとうございます。昨季は初めての海外挑戦で、たくさん刺激を受けました。いい経験。その中で僕は、もっと上でプレーしたい、もっと高いステージで表現したい、新たな目標を設定したプロセスの中、浦和で自分の価値を証明したい、と思いました。特長はスピード、左足のキックです。全てを還元できるように日々の練習から100%でやっていきたいと思います。 【MF早川隼平】昨年は苦しいシーズンを過ごしました。選手間でボールを受け取ってから前につなぐ、という特長を生かして、得点など貢献していきたい。 【GW照内利和】特長である背後へのランニング、からの抜けだし、ポストプレーで攻撃の起点になれるように頑張ります。