【チャンピオンズC馬体診断】レモンポップ
「チャンピオンズC・G1」(12月1日、中京) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真集】チャンピオンになるのは?チャンピオンズC出走馬の馬体をチェック 【レモンポップ S】 サウジC挑戦後は4カ月の休養を挟んでさきたま杯→南部杯を連勝。この写真を見ても衰えなどはなく、鮮度の良さを感じさせる毛ヅヤに、筋肉モリモリの迫力ある馬体を維持。いわゆる背ったれながら四肢でバランス良く立ち、後ろに目をやればトモはこれ以上ないほどのボリューム感。また、キ甲(※1)から前腕まで立派な桃のように膨らんでいるのは鍛え抜いた証しだ。首差しもぶっとく、胸を起こした立ち姿。完成されている。 (馬サブロー美浦・佐野裕樹) 〈1週前追い切り診断〉坂井を背に美浦Wで6F79秒5-36秒8-11秒5(G強)。追走して外から馬体を並べると、鞍上のゴーサインに瞬時に反応して僚馬を置き去りに。どこまでも伸びていきそうな脚勢で動きは文句なし。 (※1)「キ甲」とは首と背の境の膨らんでいる部分。幼いうちは目立たないが、成長すると隆起してきてよく分かるようになる。この部分が隆起してよく見えるようになることを「キ甲が抜ける」と表現される。