【ジャパンC・一夜明け】ドウデュース極限の差し切り後も元気いっぱい「今朝も〝早くメシを〟って感じ」
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] 24日のジャパンCで5つ目のGⅠタイトルを奪取したドウデュース(牡5・友道)は、25日0時30頃に栗東トレセンの自厩舎へ到着。レース翌日の朝は、馬房から穏やかな表情を見せていた。 「おとなしくしています。競馬の後は立ち上がったりしていましたけどね。今朝も〝早くメシを〟って感じで。バクバク食べていますね。(帰りの)輸送も問題ありませんでしたよ」 普段と変わらない愛馬の様子に前川助手が目を細める。前半1000メートル62秒2というスローペースの中、馬群の外を回って差し切り。メンバー最速の上がり3ハロン32秒7の末脚で勝負を決めた。 「(武豊騎手は)メチャクチャうまいですね。この馬を抑えるのは、すごくしんどいと思うんですよ。『手がちぎれるかと思った』って言っていましたね」 次走は現役最終戦となるGⅠ有馬記念(12月22日=中山芝内2500メートル)。「トップスピードがすごいし、瞬発力もある」(前川助手)。ファンの大きな期待を背負って、名馬ドウデュースが引退レースに挑む。
東スポ競馬編集部