夫を3万円のお小遣い制にしたいです。物価高の今、月3万円では足りない?もうすぐ子どもが生まれる予定で、専業主婦になるため出費を減らしたい。
お小遣いを増やせない原因
お小遣いを増やせない原因としては、次のようなものが考えられます。 ・新型コロナウイルスや物価高による支出の増加 ・本業の収入が減った ・住宅購入や住み替え、子どもの教育費など、ライフステージの変化があった ・リモートワークやライフスタイルの変化があった ・失職や廃業、副業の休止による収入減少 新型コロナウイルスや物価高によって、直接的な家計への影響だけでなく、ライフスタイルや働き方の変化によって収入に変化があったことも原因となっています。 また、収入の減少だけでなく、ライフステージの変化も原因となっており、さまざまな支出が増えていることから経済的に余裕がない状況を生み出しているようです。
お小遣い3万円は少ない?
ここからは、物価高の現在、月々のお小遣い3万円は少ないのかどうかをみていきましょう。 株式会社SBI新生銀行(東京都中央区)の 「2023年 会社員のお小遣い調査」(調査時期:2023年4月、サンプル数:2718名)によると、お小遣いの使い道は次のとおりです。
株式会社SBI新生銀行 「2023年 会社員のお小遣い調査」を基に筆者が作成 昼食代は、男性で1日平均624円、女性で1日平均696円となっており、お小遣いの使い道の多くを占めています。土日休みで月22日出勤した場合には、月々約1万4000円となるため、お小遣い3万円では半分ほどが昼食代に充当されると推察されます。 昼食代以外にも、携帯電話代や飲み代などが発生することを考えると、人によっては月3万円のお小遣いでは足りないかもしれません。
お小遣いは夫婦でよく話し合って上手に設定しよう
お小遣いを設定するうえで、物価高やライフスタイルの変化などによってお小遣いが足りなくなり、夫婦間でトラブルが発生しないようにすることが重要です。 家庭でお小遣い制を採用する際には夫婦でよく話し合い、収入に対する割合やボーナスの取り扱い、昼食代や飲み代などのお小遣いを使う範囲など、お小遣いに関するルールを定めておきましょう。 出典 ソニー損害保険株式会社 ボーナス時期お小遣いに関する調査(PR TIMES) 一般財団法人労務行政研究所 東証プライム上場企業の2024年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査 株式会社SBI新生銀行 2023年 会社員のお小遣い調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部