小池都知事が定例会見5月14日(全文1)状況によっては強める必要も
都内の宿泊療養施設は14施設に
それから、ホテルですね。宿泊療養施設についてであります。また1つ加えていきます。来週18日、新たに1施設を開設いたします。その結果、都内の宿泊療養施設が合わせまして14の施設になります。部屋数にしまして約5700室ということであります。引き続き、この感染拡大に備えた医療提供体制の確保に努めていくということで、今日は回復期の病床の確保、そして療養施設をさらに増強したということをお伝えいたします。 いずれにしましても医療従事者の皆さんは1年以上にわたって昼も夜もコロナの最前線で奮闘されておられます。本当に感謝、感謝であります。こうした方々を支援するために昨年から始めている、「守ろう東京・新型コロナ対策医療支援寄附金」、この制度をつくったところ、5月の13日現在で5560件、約12億5000万円の寄付がこれまで寄せられております。もうこちらには何度も、繰り返して支援してくださっている企業の方もいらっしゃいますし、また有名な個人の方々もいらっしゃる。それぞれ思いのある方、個人の方、いろんな方々がこちらのほうでご協力いただいております。あらためまして、心温まるご厚意に関しては厚く感謝を申し上げます。
寄付金はマスクなど衛生資材購入に活用
この寄付金ですけれども、医療用などのマスク、これまで約7300万枚、それから手袋1000万枚など、衛生資材を購入することに活用させていただいておりまして、都内の約2万3000の医療機関などに配布をしております。それを受け取られた医療機関の皆さんからは、逆に感謝のお手紙を多くいただいておりまして、コロナ禍の影響を受けて、中には品によって、PPEによっては一時ばんと高騰したマスクなどもそうですね。今もゴム手袋がまだ高騰し続けたままと聞いておりますけれども、そういった中で、この寄付金を活用して、そういったものを届けると箱を開けたメディカルスタッフから歓声が上がったっていうような、そういうお手紙などもいただいているところであります。あらためまして、この皆さま方の温かい心遣いについては、医療従事者の皆さんの必ず大きな力になりますので、引き続きこの受け付けを続けます。どうぞご協力のほど、こちら、ご覧いただいている画面のように、お願いを申し上げたいと思います。 緊急事態宣言、延長しております。またかとか、自粛もういいよといったような声もあります。皆さんにはご負担をお掛けいたしまして大変心苦しいところでございますけれども、今、東京が厳しい状況にあること、引き続きご理解をいただきたいし、お1人お1人が主体となって感染拡大を食い止める、その主体であるという、その意識をぜひお持ちいただきたい、ここは力を合わせて共に取り組んでまいりたい、その点についてあらためて申し上げたいと存じます。 別件であります。新しいウェブサイトができます。こちらは、何もない? はい。TOKYOUPDATESという発信のプラットフォームといっていいのかな、それを今日から公開をいたします。このサイトですけれども、コロナ禍でも日々進化する大都市東京の今とこれからを、国内外へもっと発信をしていこうということでつくっております。そして東京のプレゼンスの向上につなげてまいります。そういった新しいスタイルのウェブサイトをつくりました。 ここは各分野で活躍する専門家や著名人など、さまざまな見識をお持ちの方々に、外からの目で捉えた東京であったり、都政について執筆をしていただくということで、掲載をするものでございます。で、日本語による国内版と英語による海外版、それぞれの読者の興味関心に応えるコンテンツとなるように工夫をしてまいります。