愛知県・大村知事が定例会見6月8日(全文1)唾液を使ったPCR検査体制整備へ
秋には1日1325件まで検査能力が上がる
それから今回の唾液検査は、今、現段階では全て愛知県の県の衛生研究所で検査を行うことといたしております。検査結果は、検体採取後1日から3日後に患者に通知をいたします。県の衛生研はもともと120件の能力がありましたが、現状、今1日280件の検査が可能ということで増やしてきておりまして、6月中旬には320件、秋には480件という検査件数になりますので、今まではだいたい40件を1日3回回して120。今は40件を7回回して280、現状はですね。ということでありまして、6月中旬はそれを8回回して320。秋には40件を12回回して480と、こういうふうになります。 さらに県以外に、名古屋市、それから中核3市、それからまた、医療機関の検査能力を足しますと、現状では、愛知県では1日905件、6月中旬で1125件、秋は1325件まで能力は上がるということもご報告をしているとおりでございます。 PCR検査所って、ドライブスルーは愛知県と名古屋市と豊橋市でやっておりますが、これが普及をしてくるとドライブスルー方式のものは必要ないのかなと。こちらのほうが楽ですからね、早いしね。ということかなというふうに思っております。 いつからかということでございますが、現在は地域の診療所等に採取容器の配布を、これを、容器の配布を進めておりまして、準備ができた保健所から順次開始をしていきたいというふうに思っております。これは幾つ、ちょうどあるの5000かな。 女性:2000。
保健所か帰国者・接触者相談センターへ相談を
大村:2000、もう配布したのね。ということでございまして、別にこれはそう珍しいものじゃないので、要請があればどんどん調達して、どんどん配布をしていきたいというふうに思っております。なお、どこの診療所ということについては、これは公表いたしません。そこに、いや、俺も検査してくれとか言われて、わっと来られても困りますのでいたしません。ぜひまずは保健所、あるいは帰国者・接触者相談センターへご相談いただきたいというふうに思っております。ということでございます。 それで、実はすでに、ですからわれわれが豊明につくったPCR検査センターは、この唾液が始まればもうそれに代えていけばいいかなと、それぞれの保健所でね。ということですが、名古屋市や中核市さんをどうするか、これは今後、相談だというふうに思っております。 それから、もうすでに実は6月の2日に国が唾液の検査もいいですよと言って、なってから、一番最初の唾液の検査は6月3日にすでに1件行っておりまして、これは帰国者・接触者外来という、病院ですね。病院において、もう今日までに2件、唾液によるPCR検査が行われております。一番最初は6月3日ということでありました。これから順次、増やしていくということになってまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。これが2つ目でございました。 そして最後でございますが、テレワーク・スクールの参加者募集についてでございます。愛知県では仕事と育児・介護との両立など、個人・家庭の事情にとらわれず働き続けることができる職場環境の整備を図るため、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方ができるテレワークの普及・導入促進に取り組んでおります。また、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた新しい生活様式への対応として、テレワークの導入など働き方の見直しが社会全体で早急に求められております。そこで愛知県では中小企業の経営者、実務担当者を対象に、テレワークの活用方法や導入プロセスを学んでいただくテレワーク・スクールを新たに開催することといたしました。 経営者向けでは中小企業のためのテレワーク導入・活用のポイントや、テレワークツールの実践的な使い方について学ぶことで導入意識の向上を図ってまいります。実務担当者向けではテレワークを活用した働き方やテレワークツールの実践的な使い方を学ぶことで円滑な導入を進めてまいります。 【書き起こし】愛知県・大村知事が定例会見6月8日 全文2に続く