【ローズS】今年は1頭だけ!2020年に出現した「単勝100倍超2着」級の可能性を秘めた大穴候補
例年の阪神芝1800mではなく、2年ぶりに中京開催となるローズステークス(G2、芝2000m)。 開催競馬場や距離が違えば狙える傾向も変化するもの。そこで中京芝2000mで行われた2020~22年における好走馬の調教パターンを調べたところ、驚きの事実が判明しました! 意外にも中京芝2000m時のローズSは、「坂路調整馬」が活躍。1~3着馬9頭のうち4頭が「1週前坂路→当週坂路」調整馬で、この中には20年に3連単11390倍の配当を演出したムジカ(14人気2着)のような大穴も含まれていたのは要チェックでしょう。 ●22年 3着 エグランタイン(7人気) →当週ラスト1F12秒0(強め) ●21年 1着 アンドヴァラナウト(4人気) →当週ラスト1F12秒0(馬なり) 3着 アールドヴィーヴル(1人気) →当週ラスト1F12秒0(馬なり) ●20年 2着 ムジカ(14人気) →当週ラスト1F12秒6(馬なり) 基本的に芝の中距離戦はウッド調整馬の独壇場。特に近年はその傾向が強まっていて、坂路調教馬が輝くレースはスピードを生かせるスプリント戦か、長くてもマイル戦に限定されていました。 ところが中京開催のローズSでは事情が異なり、サンプルが3年とはいえ好走馬の約半数が該当。ちなみに20年3着オーマイダーリン(11人気)は当時連闘での出走のため好走馬に加えなかったものの、普段から坂路調教をメインに調整されていたことも見逃せません。 また芝2000m前後のレースでは坂路調整馬そのものが少なく、必然的に狙い馬を絞りやすいのもポイント。今年も例に漏れず中間坂路オンリーで調整されたのは、驚くべきことにレディーヴァリュー1頭しかいません。 レディーヴァリュー →当週ラスト1F12秒6(馬なり) 今回は中4週で出走のためタイムは目立たないものの、先ほど紹介した20年2着ムジカも中3週での参戦でレース当週はラスト1ハロン12秒6(馬なり)。どちらも全体時計は4ハロン54秒台と酷似しており、坂路調整馬の活躍が目立つ中京ローズSだからこそ狙える大穴候補です!
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