「うちの子、小学校でやっていけるか心配…」発達障害の子を育てる親が、今のうちにやっておきたいこととは?
やっぱり発達が気になる……どうすれば?
年長になり、すでに就学相談で進路等について学校とやりとりをされているご家庭では、この時期徐々に進路が決まっているかと思いますが、「就学相談に申し込むほどではないけど、子どもの発達で気になることがある」という場合には、就学前健診のタイミングで、校内の特別支援コーディネーターや管理職の先生に一度相談してみるのもひとつの手です。 支援学級や通級指導教室を利用するということではなくても、気になっていることが先生方の耳に入っているかいないかでは入学後のちょっとした配慮が変わってくると思います。 健診の時に「相談がある方はこちら」とコーナーを設けたり、健診後に面談の時間を取っている学校もあります。 小学校6年間を過ごしてきて思うのは、気になることがあった時には遠慮せずに確認をする&伝えること。先生から見た我が子と家での様子が違う場合もあるので、なるべく見解の違いを少なくしておくことだと思います。 次回は、ランドセルが届いたら入学までにぜひやっておくと良いことについて、詳しくご紹介します。
【Profile】りっきー(@ouchi_monte_ryoiku)
11歳と8歳の男の子、2児の母。日本モンテッソーリ教育綜合研究所2歳半-6歳コース教師、保育士、プラスモンテ(R)主宰。 会社員を12年経験後、自身の子育てで長男の発達について悩んだ経験から、発達のことで悩む保護者と子ども、支援者の3者をつなぐ役割をしたいと考え、教育業界へ転職。その後独立。モンテッソーリ教室での講師業の傍ら、保育園・療育施設などで出張研修・オンライン研修をおこなう。 全国の専門職・保護者が集まる発達障害臨床研究会(宇佐川研)オンラインサロン講師 Instagram(@ouchi_monte_ryoiku)ではモンテッソーリ×感覚統合の視点でおうちでできる取り組みを発信している。 著書に『感覚統合の視点で「できた!」が増える!発達が気になる子のためのおうちモンテッソーリ』/日本能率協会マネジメントセンター
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