カタールGP予選はフェルスタッペン最速も、ペナルティで2番手降格&ラッセルがPP昇格…角田裕毅Q2敗退14番手|F1
2024年のF1第23戦、カタールGP予選が現地時間11月30日行われた。 現地ロサイル・インターナショナル・サーキットは気温19℃、路面温度22℃のドライコンディションで予選開始となった。 【動画】「素晴らしい逆転劇だね!」カタールGP予選ポールポジションはフェルスタッペン!ラストアタックでひっくり返す 18分の予選Q1が始まると、多くのチームはすぐさまトラックで周回をスタートさせる。VCARB勢はウォームアップラップを2周入れてからアタックに入っていった。 一通りツーアタックを終えた残り6分時点で、VCARB勢は13-14となり、各車Q1のラストアタックへと出ていく。トラックエボリューションも大きく、各ドライバーのタイムもさらに上がっていった。 Q1終盤になると、今度はタイムが伸び悩む中、角田裕毅は0.026秒差でギリギリ15番手に入り、Q2進出を果たしている。このQ1で敗退となったのはアレクサンダー・アルボン、リアム・ローソン、ニコ・ヒュルケンベルグ、フランコ・コラピント、エステバン・オコンの5台だった。
Q2でも一通りタイムを出して、残り5分を切って各車は新品ソフトを入れて再度アタックに出ていく。角田裕毅はここで1:21.771をマークするも、Q2での14番手となり、0.346秒及ばずQ3行きを逸した。 このQ2で脱落となったのはピエール・ガスリー、チョウ・グァンユ、バルテリ・ボッタス、角田、ランス・ストロールの5台だった。 トップ10のグリッド順を決める12分間のQ3では、ターン5や10でトラックリミット違反となり、タイム取り消しになるケースも出る。一通りアタックを終えて、残り5分時点でトップは1:20.575のジョージ・ラッセル、2番手は0.045秒差でマックス・フェルスタッペンが続いた。 そして残り1分が迫り、各車は最後のアタックラップに入る。ここでフェルスタッペンはラッセルのタイムを0.055秒上回る1:20.520を叩き出してオーストリアGP以来12戦ぶり、今季9度目のポールポジションとなった。 2番手はラッセル、3番手ランド・ノリス、4番手オスカー・ピアストリという2列目までの並びになった。 5番手チャールズ・ルクレール、6番手ルイス・ハミルトン、7番手カルロス・サインツ、8番手フェルナンド・アロンソ、9番手セルジオ・ペレス、10番手ケビン・マグヌッセンというタイム順で予選終了となっている。 だが予選終了後、スチュワードはフェルスタッペンにラッセルのアタック時に進路を妨害したとして、1グリッド降格の処分を言い渡した。これでフェルスタッペンのPPは幻となり、2番グリッドからのスタートに。ラッセルが繰り上がりで今季4度目のPPとなっている。
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