スーパーのお米がいつもより800円も高い! クレカ払いなので来月の食費が上がりヒヤヒヤ……赤字家計にならないために気をつけることとは?
備蓄品が節約のカギ
今回は食費にフォーカスして、簡単な節約アイデアを紹介したいと思います。 もっとも大事なことは食品ロスをなくすことです。「消費期限切れ」を防ぐには、冷蔵庫や食品ストッカーの整理は欠かせません。防災の観点からもカップ麺やレトルト食品類の備蓄はお勧めですが、ローリングストック(先入先出)できるように心がけてください。 この備蓄品、実は節約になります。というのも、「今日は疲れたので食事の支度をしたくない」という時に、簡単に食べられるものがストックされていると、家に直帰できます。同様に冷凍食品なども重宝します。楽しい外食は賛成ですが、“邪魔くさいから”といって外食に頼るのは避けたいところです。 一般的に「食費節約のポイント」とされるものは、買い物の回数を減らすことや外食回数を減らすなど、支出を減らすことに目を向けています。「買っちゃダメ」と思うと気分はネガティブになってしまします。消費期限の長いものをストックしておけば、「今日はお天気が良くないので買い物は行かずに、新製品のレトルトカレーを使ってカレーうどんを作ってみる?」などとポジティブな発想もできるかもしれません。 節約はつらいものではありません。筆者は「猛暑の中、出掛けるのはおっくう」ということで、今年の夏はゼリーをたくさん作りました。食費にまつわる部分は、楽しく作ることが節約につながるかもしれません。 出典 総務省統計局 家計調査(家計収支編)時系列データ(二人以上の世帯) 執筆者:宮﨑真紀子 ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士
ファイナンシャルフィールド編集部