【からつボート(モーニング)一般】地元の安河内将が意地を見せる
<25日・からつボート・3日目> 安河内将は初日に連勝を飾り、幸先良く滑り出したが、2日目は3、4着に終わり予選は4位通過。3日目の準優戦は2コースからスリットで先行してまくりを放ったが、4コースの島川海輝に懐をまくり差されて2着。優勝戦は4枠から挑む。 序盤からエンジンには手応えを得ており、「レース足を求めたいので、そこだけ調整しようかな」と短期決戦をにらんで大幅な整備は施していない。それでも「バランスが取れていて、いい足をしています」ときっちりと機の良さを引き出してきた。「(最後は)勝ちたいですね」。走り慣れた地元水面で負けるわけにはいかない。 次節は浜名湖のGⅠ周年記念を控える。「タイトルは正直欲しいです」と気合十分。ただ「実力的にまだまだ足りていないのは自分でも分かっています。でも大事なのは気持ちです」と実力を過信することなく謙虚に臨む。GⅠタイトル獲得へ弾みをつけるためにも、まずは節目となる10回目のVをつかみ取ってみせる。