「1点リード」を利用できなかった横浜。審判にゲームを壊されてしまったACL決勝
一方、昨シーズンはJ1リーグで準優勝という成績を残した横浜FMだったが、今シーズンはまだ新監督の下でのチーム作りの模索が続いている状態で、消化試合数が2試合少ないこともあってJリーグでも暫定14位と低迷している横浜FM。ACLでもラウンド16のバンコク・ユナイテッド戦、準々決勝の山東泰山戦、そしてPK戦にもつれこんだ蔚山現代戦と苦戦続きで、けっして良い状態とは言えないチーム状態での戦いだった。
従って、優勝を逃がしたこと自体はある意味で仕方のないことではあったが、レフェリーによってゲームが壊されてしまったことは非常に残念な結末だった。
文:後藤健生
後藤 健生