最も高額な移籍金を残すのは町田浩樹?ベルギーメディア、今夏退団濃厚のユニオンSGの3人を紹介
今夏にユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)を去る可能性のある選手の中で、日本代表DF町田浩樹がクラブに最も高額な移籍金をもたらすと見られているようだ。ベルギーメディア『walfoot』が指摘している。 3年前にベルギー1部ジュピラー・リーグに昇格し、その後レギュラーシーズンでは1位、2位、1位フィニッシュ果たすも、チャンピオンズ・プレーオフで惜しくもリーグタイトルを逃しているユニオンSG。22年夏には現ドイツ代表FWデニズ・ウンダフやレンタルで加入していた日本代表MF三笘薫がブライトンに赴くと、その翌夏にはデンマーク人MFカスパー・ニールセン(クラブ・ブルッヘ)、昨夏には現ナイジェリア代表ヴィクトル・ボニフェイス(レヴァークーゼン)を始めとする数多くの主力選手の流出を強いられている。 そして、ユニオンSGは今夏もまた複数のメンバーを失うかもしれない。アレクサンダー・ブレッシン監督もブンデスリーガ1部に昇格のザンクト・パウリ行きが決まりかけている中、『walfoot』によれば、他クラブからの興味を最も引き付けているのは24歳・アルジェリア代表FWモハメッド・アムーラ、スイス生まれの25歳・スペイン人MFカメロン・プエルタス、26歳・日本代表DFの町田の3人だという。 同メディアはクラブに最も高額な移籍金をもたらすのは18ゴール4アシストを記録したアムーラや11ゴール19アシストのプエルタスらアタッカーではなく、町田になると考えている模様。後者について「この極めて頼れる日本人DFは長い間、イングランドクラブのトッテナムのリストに載っている。そして、その興味は彼のブレイク・シーズン後にも薄れることはない」と指摘した上で、「マチダはほかのビッグクラブからも追われている」と争奪戦の可能性も示唆している。 なおベルギー人ジャーナリストのサシャ・タヴォリエリ氏は今年4月にプレミアリーグのノッティンガムやクリスタル・パレスも町田に興味を示していると報道。5月にはブンデスリーガを日本人選手が成功しているリーグの例として挙げていた本人だが、今夏の動向に引き続き注目したいところだ。