あなたの知らないサウジアラビア 。アートな街のあれこれとは?
そ、し、て、最終目的地、「マラヤコンサート ホール」へ。 建築家フロリアン・ボジェによって2019年に建てられたこちらの建物は、先のへグラ遺跡からクルマで10分ほどの距離にあります。その立方体な建物は、9740平方メートルの鏡面で覆われているのが最大の特徴。つまり、周りの風景を完全に写し込んでいる建物なんですね。まるでアート作品のようなこちらは、世界最大の鏡面をもつ建物としてギネス世界記録を認定されています。 約500人を収納できる歴としたホールで、アーティストのアシリア・キーズやアンドレア・ボチェッリ、エンリケ イグレシアスらがパフォーマンスを行ったことがあるそうです。次回の大物アーティストの公演に合わせて行くのも良いかもしれませんね。
ちなみに、マラヤコンサート ホールは、2km先にあるリゾートホテル「バンヤン ツリー」に宿泊すれば、ホテルのお部屋からその姿を楽しめるそう。朝昼晩と映り込む風景の変化を楽しみたい方は、大オススメです。
いかがでしたでしょうか。あなたの知らないサウジアラビア、その片鱗を知ることで、皆さんの知的好奇心や冒険心がムクムクしているのではないでしょうか。 最初に掲げたテーマ、「サウジアラビアはモテるのか」ですが、改めて申し上げますと、ものすごくモテます。未来への夢があって、過去という知的好奇心をあおる要素があるのですから、これでダメだったら、貴兄のセンスを理解できない相手に問題ありと諦めてくださいw だって、LEONは、「必要なのはお金じゃなくて、センスです」から、ね。マルハバ、サウディ!
文/堀川正毅(LEON編集長代理)