間食は楽しんでOK!ダイエット中にもおすすめなおやつ7選
ナッツ
ビタミンやミネラル、さらに良質な脂質を含むナッツ類も、積極的に摂ってほしいと林さん。 「ダイエット中の方は脂質の多いものを避ける傾向にありますが、不足させたくない重要な栄養素の一つです。特に普段は意識できないバランスを整える良い機会なので、食事からの脂質を制限している人は、その分おやつから良質なものを摂取してみてください」 良質な脂質に加え相性のいい脂溶性のビタミンEも豊富に含み、減量効果や肥満防止になる研究結果も多い。小さな一粒に凝縮された栄養素は天然の栄養補助食品と言っても過言ではない。 もちろん砂糖やシロップでコーティングされたものは避け、無塩で最もナチュラルな商品を選ぶことはお忘れなく。 ▼アーモンド(ロースト・無塩)100gあたりの栄養成分 カロリー:608kcal タンパク質:20.3g 脂質:54.1g 食物繊維:11g カリウム:740mg マグネシウム :310mg αトコフェロール(ビタミンE):29mg ビタミンB2:1.04mg
ダイエット中におやつを食べる上での注意点
最後に、上記のおすすめおやつを食べる上で気をつけたいことについても、ご紹介。
【空腹で食べない】
強い空腹を感じてからおやつに手を出してしまうと、どうしても量が多くなってしまうので、もしランチの時間が取れなかった場合でも、空腹を感じる前におやつで血糖値を少し上げることがポイント。もちろん甘いお菓子ではなく、なるべく血糖値を緩やかに上げてくれるような食物繊維を多く含む複合炭水化物のサツマイモなどを食べるようにしよう。
【食べる時間を決める】
体内時計ともいえる概日リズムを調整する「ビーマルワン(BMAL1)」は体脂肪合成の指令も行う遺伝子の一種。このBMAL1はお昼過ぎ(14~15時頃)を底辺に、夜間や夜中にピークを迎える。これが遅い時間に食べると太りやすいと言われる一つの理由でもあるので、一番低い3時のおやつの時間を狙うことがおすすめ。もしその時間を迎えても食べたい欲求がなかったり、仕事に集中し過ぎてしまったりした場合は、逆に早めに夕食を摂ることで太りにくい状態を作ることができる。