間食は楽しんでOK!ダイエット中にもおすすめなおやつ7選
フルーツ
「フルーツというと糖が多いからと避けてしまう人も多いと思いますが、成分の多くは水分で、糖質やカロリーというポイントだけで見るとリンゴ一個とおにぎり一個は同じくらいです」 ビタミン・ミネラル・食物繊維など、栄養バランスを考えるとどちらを摂るべきかは一目瞭然。最近はコンビニや駅の自販機でもカットして食べやすくなったフルーツが簡単に手に入るようになったが、林さんはあまり利用しないという。 「カットされて売っているフルーツは、品質の問題から必要以上に洗い、皮や表面部分を取り除いているものが多いです。フィトケミカルなど微量な栄養を摂り逃さないためにも、フルーツは丸ごと買って自分でカットして食べるのがおすすめです」 もちろん缶詰やシロップ漬けの商品は必要以上のカロリーと血糖値の上昇を招くので、食べるべきでないおやつとして頭に入れておこう。 ▼リンゴ皮なし100gに含まれる栄養成分 カロリー:84.1kcal 水分:84.1g 食物繊維:1.4g タンパク質:0.1g 炭水化物:15.5g カリウム:120mg ビタミンc:4mg
ダークチョコ
最近のチョコレートでは「カカオ含有〇%」の表記をよく見かけるが、これは何を基準に選べばいいのか、林さんに聞いてみた。 「この含有量はカカオから抽出されるカカオマスとココアバターの合計です。強力な抗酸化作用で様々な疾患予防に効果のあるカカオポリフェノールは、ココアバターには含まれていません。%表示だけに囚われず、栄養成分表示の最初にカカオマスが表記されているものを選ぶことをおすすめします」 甘いおやつがなかなかやめられない人は急に切り替えることは難しいかもしれないが、徐々に苦味の強いものに切り替えるように心がけてみよう。 強力な抗酸化作用をもつポリフェノールが、ストレス社会で素晴らしいパワーを発揮してくれるに違いない。
するめ
するめと言えばおつまみと感じてしまうかもしれないが、おやつとしてもとても優秀。イカは低脂質高タンパク質で、ボディメイクでも勧められる食材の代表格。 噛むことで少量でも満足感が得られるうえに腹持ちもいいので、トレーニング後すぐに食事が摂れない場合などには噛むプロテインとしても活躍する。 「イカに含まれるタウリンは、医薬部外品の栄養ドリンクにも多く含まれるように疲労回復効果があります。タンパク質と共に摂ることで疲れた体を回復してくれる良いおやつと言えるでしょう。大量に食べると塩分過多になるので注意してほしいのと、するめと似たさきいかはさらに塩分量が多いので気を付けましょう」 低カロリーかつ高タンパク質な上に適度な塩分のおつまみは、太りにくい晩酌をするお酒のお供にも最適。シーンに合わせた間食として活用してみよう。 ▼するめ100gあたりの栄養成分 カロリー:304kcal タンパク質:69.2g 脂質:4.3g カリウム:100mg ナトリウム:890mg リン:100mg レチノール:22μg