ミニマムでも居住性抜群! けん引免許不要のトラベルトレーラーが想像以上に快適だった
2024年9月14日(土)~15日(日)の2日間、パシフィコ横浜を舞台に「横浜キャンピングカーショー2024」が開催されました。神奈川県最大級のキャンピングカーショーということもあり、多くのアウトドアファンが会場を訪れ大盛況。展示ブースには国内外のキャンピングカーが約130台も展示され、ファンたちは熱心に見入っていました。今回は同イベントにソトラバ編集部が潜入し、気になったモデルをレポートしたいと思います。 【写真】居住性に優れたトラベルトレーラーの中身を見る(全17枚)
欧米ではオーソドックスのトラベルトレーラー
今回のキャンピングカーショーで異彩を放っていたのがキャンピングトレーラーを扱う「INDIANA RV」のブース。日本におけるキャンピングカーは、バンコンバージョンや軽キャンパーなど自走式のモデルが主流ですが、欧米では日常的に使用する自家用車で牽引するキャンピングトレーラーがもっともオーソドックスなスタイルになっています。 アメリカではトレーラーハウスとも呼ばれ、幌馬車文化をルーツに持つキャンピングトレーラーが当たり前のように使われているのです。一台で全てを賄う自走式のキャンピングカーとは異なり、居住性に特化することができるキャンピングトレーラーは魅力的な存在であり、キャンプブームが沈静化し、文化として定着した日本のキャンプ市場でも大きな注目を集め始めています。
思い立ったら愛車と連結して旅に出られる
今回、ソトラバ編集部がフォーカスしたのはINDIANA RVが取り扱うラインナップのなかでも、コンパクトなシリーズとなる「INDIANA 300L」です。サイズは全長4500mm×全幅2050mm×全高2450mmとなり、室内長3050mm×室内幅1950mm×室内高1810mm。基本車両重量は670kgと軽量で、使用する場合にも特別な牽引免許は必要ありません。 普通免許でけん引できるのも大きなメリットといえるでしょう。もちろん、牽引する場合には牽引用のヒッチメンバーを取り付ける必要はありますが、キャンピングトレーラーを使わない時には、普通の乗用車として使うことができるのも大きなメリットになるはずです。