不倫夫役だった岡田将生は「聞き上手なタイプ」、結婚観に変化も…33歳になった高畑充希の“転機”「良くも悪くも現実的に…」
俳優4人で結成した“ブス会”
18歳のとき、ドラマ『Q10(キュート)』(2010年)で共演した前田敦子、池松壮亮、柄本時生とは「ブス会」なるグループを結成し、その後も年に1~2回は集まる仲である。ちなみに会の名前の由来は、高畑によると《元々みんな正統派の美男美女じゃないことは自覚してて、池松君が私と敦ちゃんのことを「お前らブスはさ~」みたいに言ってきて、「いや、たいがいあなたもブスだよ」って返してたんですよ(笑)。そうして四人のLINEグループを作ったら、そのグループ名が“ブス会”になってました》という(『週刊文春』2017年1月26日号)。 その後も映画『女子ーズ』(2014年)では桐谷美玲、藤井美菜、有村架純、山本美月と、ドラマ『問題のあるレストラン』(2015年)では二階堂ふみ、松岡茉優らと共演した。いずれの出演陣もいま振り返ると、そろったのが奇跡に思えるほどの面々だ。高畑はこのうちとくに有村架純と親しくなり、つい先日も、彼女から結婚祝いをしてもらった際の写真をInstagramにアップしていた。
朝ドラと月9を掛け持ちしていた
2016年には、有村の主演で、『問題のあるレストラン』の脚本家・坂元裕二がフジテレビの月9ドラマをやると聞き、まだ台本も決まっていない段階で自分も出たいと手を挙げた。それが『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』という作品で、折しもドラマ初主演作となる朝ドラ『とと姉ちゃん』と撮影時期が重なった。 朝ドラの主演俳優はたいてい撮影に入ると、クランクアップまでの10ヵ月間はほかに仕事を入れない。それだけに周囲からは掛け持ちすることを心配されたが、高畑は『いつかこの恋を~』にもどうしても出演したかったという。結局、月9には朝ドラの撮影が休みの土日を利用して出演したが、《やってみると、違う役をやることで、リフレッシュできていたところもありました》とのちに振り返っている(『日経エンタテインメント!』2016年10月号)。