ベーカリーからディナーコースまで、若きシェフの本気のクレープに舌鼓! 恵比寿「繁邦」
ベーカリーからディナーコースまで 若きシェフの本気のクレープに舌鼓!
恵比寿駅西口のロータリーから徒歩3分にある「繁邦」。オーナーシェフの青木虎太郎さんは代々木上原の「sio」で3年間修行を積み、24歳の若さで独立。西荻窪の「organ」でシェフを務めた花田遼さんもチームに加わり、確かな腕とみずみずしい感性のフランス料理が味わえるベーカリーカフェ&レストランだ。「老若男女幅広い層の方たちに、1日を通していろんなシーンで楽しんでもらえたらうれしいですね」と、モーニングからランチ、夜のレストラン営業までこなす。
好みのタイミングでレモンを絞れば、爽やかな酸味が加わって味の変化が楽しめる。合わせたのは、フランス・ピレネー山脈のシードル ¥1,000。
オーブンで香ばしく焼いたくるみパンの上に、発酵バターとアンチョビ、仕上げにハチミツとペコリーノチーズをふんだんにのせた、繁邦トースト ¥800。
夜のアラカルトメニューより、ホワイトアスパラガスのロースト 蕗味噌 ¥4,200。ジューシーで甘味たっぷりのアスパラガスに、蕗の苦味がアクセントに。ディナーの前菜として必食の一皿。
自家製パンは、あんバターサンドやカスクルートなども。テイクアウトの利用もOK。
実は青木さん、パン好きの間では知られた高円寺の名店「しげくに屋55ベーカリー」のご子息とあり、両親が焼くフォカッチャのオープンサンドなどもメニューインし、店頭では母の啓恵さんがバゲットやベーグルなど約20種類を販売。ベーカリーのオープン当時からのベストセラーという、ふわふわのくるみパンを使った「繁邦トースト」はあまじょっぱさが絶妙だし、生地の配合と厚みにこだわったというシュガークレープは早くも評判。ふわっと軽い食感で、ほんのり甘い小麦の風味に発酵バターの塩味が重なってシンプルながら抜群の味わい。現在、新メニューのフレンチトーストやハンバーガーも開発中とのこと。ベーカリーカフェ前線に、親子二人三脚で挑む注目のニューカマーの登場だ。 ●[恵比寿]繁邦 ディナータイムはおまかせコース ¥8,000も。個室もあり。 住所_東京都渋谷区恵比寿南1-14-15 ラ・レンヌ恵比寿3F Tel_03-6451-2422 営業時間_9:00~15:00(14:00LO)・17:30~23:30 不定休 営業状況はインスタをチェック。 Instagram:@shigekuni_tokyo
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