【MLB】ブルージェイズ・菊池雄星 トレード期限前の最終登板は5回途中5失点 チームはサヨナラ勝ち
【レンジャーズ5-6xブルージェイズ】@ロジャース・センター
日本時間7月27日、ブルージェイズは本拠地ロジャース・センターでのレンジャーズ3連戦がスタート。その初戦は5対5の同点で迎えた9回裏にアーニー・クレメントがタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちとなった。ブルージェイズ5番手のチャド・グリーンは8回表途中から登板して打者4人をパーフェクトに抑え、3勝目(2敗)をマーク。レンジャーズ4番手のジョシュ・スボーツはイニングを跨いだ9回裏にサヨナラの走者を出してしまい、今季初黒星(2勝)を喫した。 【動画】ブルージェイズのアーニー・クレメントがサヨナラタイムリーを放つ(MLB.comより) アドリス・ガルシアのタイムリーで先制されたブルージェイズは、1回裏にすぐさま反撃。二死2・3塁からスペンサー・ホーウィッツとクレメントの連続タイムリー二塁打で3対1と逆転に成功した。3回表にジョナ・ハイムの2点タイムリーで同点に追いつかれたが、4回裏にレオ・ヒメネスのタイムリーで勝ち越し。直後の5回表にガルシアの18号2ランで逆転されたものの、7回裏にダニー・ジャンセンの犠飛で5対5の同点とした。そして9回裏に二死満塁のチャンスを迎え、クレメントがレフトへのサヨナラタイムリー。敗れたレンジャーズは勝率5割復帰を逃した。 ブルージェイズ先発の菊池雄星はトレード・デッドライン前の最終登板となり、2回表と4回表は三者凡退に抑えたものの、1回表と3回表に失点し、5回表にはガルシアに18号逆転2ランを被弾。5回表二死まで96球を投げ、被安打8(うち被本塁打1)、奪三振5、与四球2、失点5という内容で降板した。勝ち負けはつかず、防御率は4.54から4.75へ悪化。直近8登板で白星なし、クオリティスタートも1度だけと苦しいピッチングが続いているが、期限までにトレードされることが確実視されており、今後の動向が注目される。