【MLB】メッツ・千賀滉大が今季初登板で勝利投手も左ふくはらぎ痛めて途中降板 チームは地区2位浮上
【ブレーブス4-8メッツ】@シティ・フィールド
日本時間7月27日、メッツは本拠地シティ・フィールドでのブレーブス4連戦の2戦目を迎え、3回裏に一挙7得点を奪うなど、8対4で勝利。連勝を5に伸ばし、ブレーブスを抜いてナ・リーグ東地区2位(ワイルドカード首位)に浮上した。今季初登板初先発となったメッツの千賀滉大は6回途中2安打9奪三振2失点の好投で今季初勝利(0敗、防御率3.38)をマーク。ブレーブス先発のチャーリー・モートンは3回途中6安打7失点(自責点5)で6敗目(5勝)を喫した。 【動画】メッツが3回裏に3本塁打で一挙7点を奪う(MLB.comより) 今季初登板初先発となった千賀をメッツ打線が猛烈に援護した。2回表にアダム・デュバルの9号2ランで先制されたものの、3回裏にエラーと2つの四死球で無死満塁の大チャンスを迎え、J・D・マルティネスの11号グランドスラムで一気に逆転。一死2塁からマーク・ビエントスが14号2ラン、二死走者なしからフランシスコ・アルバレスも5号ソロを放ち、一挙7得点のビッグイニングとなった。4回裏にはビエントスが押し出し四球を選び、1点を追加。6回表にマーセル・オズナの29号ソロ、9回表にもデュバルの10号ソロで1点を返されたが、8対4でブレーブスを破った。 メッツ先発の千賀は初回を無失点に抑えたあと、2回表一死1塁から先制2ランを浴びたが、それ以降は与四球1つだけの無失点ピッチングを展開。ところが、6回表先頭のオースティン・ライリーをファーストフライに仕留めた際に左足を痛め、ここで降板となった。球団からは「左ふくらはぎ痛」と発表されている。6回表一死まで73球を投げ、被安打2(うち被本塁打1)、奪三振9、与四球1、失点2という投球内容。再び故障者リスト入りしてしまうのか、患部の状態が心配される。