2024年版 「こりゃ欧州で売れるかも…」コスパ優秀な最新EV 10選 「乗りたい」と思える電気自動車
5. オペル/ヴォグゾール・コルサ・エレクトリック
長所:十分な航続距離、運転しやすい、改良後のフロントエンドが好印象、エントリーグレードはお買い得 短所:仕様によってはかなり高価、不完全なドライビングポジション、劣悪な後部座席、 運転する楽しみが少ない 最近のマイナーチェンジにより、オペル/ヴォグゾールのコルサは大容量バッテリーとパワフルなモーターを獲得し、航続距離の延長を実現した。しかし、それは高価な上位グレードに限られるため、ここでお勧めするバージョンとは異なる。小型のバッテリーを搭載したエントリーグレードは、コストパフォーマンスが非常に高い。 一回の充電で355kmと、2万6895ポンド(約550万円)のBセグメント車としてはかなり優秀だ。エントリーグレードの「YOU」の装備は必要最低限だが、それだけで十分かもしれない。コルサ・エレクトリックは、運転の楽しさや室内の広さで抜きん出ているわけではないが、運転しやすく、癖もほとんどない。 価格:2万6895ポンド(約550万円、136PS)、3万8585ポンド(約790万円、156PS) 航続距離:355km(136PS)、395km(156PS)
6. キア・ニロEV
長所:非常にバランスの取れた走り、長い航続距離と高い効率性、シンプルで使いやすいマルチメディア、広い室内空間 短所:室内がやや殺風景、価格がやや高い、充電速度が遅い 前述のヒョンデ・コナ・エレクトリックの兄弟車で、重要な部分は共通しているが、奇抜さはやや抑えられている。乗り心地は少し硬めで、よりダイレクトなハンドリングを持つが、それほど大きな違いはない。ユーザーインターフェイスがヒョンデよりも少し複雑に感じられるものの、十分検討に値する。 別モデルだがキア・ソウルという選択肢もある。ソウルの方が若干乗り心地が良く、操作系もシンプルで、メータークラスタもよりクリアでベーシックな印象だ。ドライビングポジションはよりSUV的だが、キャビンはそれほど広くはない。 ここに挙げた他のEVと比べると、キアの2車種は少し地味で、価格も高い方だが、それでも非常にお勧めできる。 価格:3万2975ポンド(約675万円、ソウル・アーバン)、3万9075ポンド(約800万円、ソウル・エクスプローラー)、3万7325ポンド(約765万円、ニロ) 航続距離:275km(ソウル・アーバン)、450km(ソウル・エクスプローラー)、460km(ニロ)