2024年版 「こりゃ欧州で売れるかも…」コスパ優秀な最新EV 10選 「乗りたい」と思える電気自動車
7. ミニ・クーパーE
長所:外観、運転が楽しい、SEは小型車としては航続距離が長い、魅力的なインテリアデザインと材質 短所:ドライバー正面に独立したメータークラスターがない、複雑なマルチメディア・システム 広くて家族向けのクルマを探しているなら、このクルマは見なくてもいいだろう。クーパーEは比較的ミニらしいサイズだが、そのスタイルと運転の楽しさには惹かれるはずだ。 先代モデルがガソリン車をベースに小型バッテリーを搭載していたのに対し、新型は最初からEVとして開発され、ガソリン車(クーパーC)とのメカニカルな共通点はない。その分、バッテリーを大きくすることができ、クーパーEには36.6kWh、クーパーSEには49.2kWhが搭載されている。後者の航続距離は400kmと良好だ。 性能はさることながら、デザインと運転が今最も面白いEVの1つである。 価格:3万ポンド(約615万円、クーパーE)、3万4400ポンド(約705万円、クーパーSE) 航続距離:305km(クーパーE)、375km(クーパーSE)
8. ルノー・メガーヌEテック・エレクトリック
長所:シャープなスタイリング、コスパ、上質なインテリアと扱いやすい操作系、合理的なマルチメディア 短所:効率性はもっと高くてもいい、視界が悪く室内空間も狭い、神経質なハンドリング ルノー・メガーヌもスタイリッシュな電動ハッチバックで、他のモデルとは一線を画している。ミニより一回り大きいが、クプラ・ボーンやヒョンデ・コナと比べると実用性は低い。 その分、インテリアの質感や雰囲気に関しては、他車より一枚上だと感じる。グーグルベースのマルチメディア・システムも、使い勝手の良さで大きなプラスとなっている。また、エアコン操作は物理的コントロールなので使いやすい。 スポーティとは程遠いが、スピードを出しても静かで、乗り心地も良い。発売以来、価格とラインナップの見直しにより比較的手頃な価格帯になった。ただし、そのサイズからすると、もっと実用的であってもいいいかもしれない。効率性も高いとは言えず、やや神経質なステアリングは万人受けするものではない。 価格:3万3995ポンド(約700万円) 航続距離:460km