【闘病】「生理不順」と思っていたら「子宮体がん」だった 三度の大手術も経験
編集部まとめ
子宮がん検診では主に子宮頸がん検診が行われています。記事監修の鈴木先生曰く、子宮体がんは検診で早期発見することが難しいようです。その代わり、閉経した後の不正出血で早期発見できるケースがほとんどだそうです。ですから、不正出血があった場合は、迷わず産婦人科を受診することを勧めします。 なお、Medical DOCでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。
体験者プロフィール:
はなうたねこ さん(仮称) 50代女性。2008年頃から少量の不正出血が続いていたが、2年ほど経過した2010年5月に大量出血した。産婦人科で検査をしたところ、子宮体がんとの診断を受けた。子宮・卵巣全摘術、リンパ節切除、抗がん剤治療などを経験し、手術から5年後に治療終了。治療から14年経過し、現在は転移もなく元気に過ごしている。
記事監修医師:
鈴木 幸雄 先生(神奈川県立がんセンター/横浜市立大学医学部産婦人科) 医学博士。産婦人科専門医・指導医、婦人科腫瘍専門医。これまで多くの子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん患者の手術、化学療法等を担当。女性ヘルスケア専門医、細胞診専門医、腹腔鏡技術認定医でもある。患者支援活動(在米日本人の健康と医療を支えるNPO「FLAT・ふらっと」運営)、医療政策立案などにも数多く関わる。 ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。