58歳・川上麻衣子さん還暦直前に感じた「体型の変化」。白髪は簡単ケアアイテムで乗りきる
一般社団法人「ねこと今日」の理事長を務め、愛猫家としても知られる女優・川上麻衣子さん(58歳)。猫との暮らしや出生の地であるスウェーデンで学んだこと、50代以降に感じる思い、暮らしの知恵などを発信し人気です。今回は、年齢を重ねて高まる着物への思い、そして「大人の浴衣の着こなしテク」について詳しく語ります。 【写真】新型コロナ罹患後の川上麻衣子さんの様子
久々の沖縄での休暇で気づいたのは…
今年の夏はいったい何度「暑い…」と口にしたことか。言葉にしたところで涼しくなるわけではないと知ってはいても、つぶかずにはいられないほどの文字通り「うだるような暑さ」でした。 突然の激しい雷雨を見ても、気候変動が起きていることは明らかなのでしょう。子どもの頃は、気温が30度に届きそうというだけで、大騒ぎしていた記憶がありますが、今となっては30度なら涼しげに感じてしまいます。あの頃の暑さと今の暑さではなんといっても種類が違います。 先日久しぶりに休暇を取り、沖縄を旅してきたのですが、南国沖縄と言われているにも関わらず、東京よりも数段と涼しく感じたのは東京がいかに、コンクリートジャングルと化してしまったかを、警告されたようでした。
水着を着て直面した体型の変化
さてこの沖縄旅行は、瀬底島にあるヴィラで過ごすことが旅の目的でした。初めて訪れる瀬底島。そしてプライベートプールも備わっているとても贅沢なヴィラです。 気のおけない友人4人での旅でしたが、ふと気づけば、この何年もの間、水着を着ていない事に思い当たりました。なにもかもをコロナのせいにはしたくありませんが、50代半ばで過ごしたマスク生活と、ステイホームの日々の中で、油断と怠慢が招いた代償の大きいことを、この頃になって実感しています。 セレブなプールで優雅に泳ぎを楽しめそうな水着も、体型も持ち得ていないことが残念でなりません。
体を鍛えようとジムに通ってはみるものの
そんなこんなで、旅の予定が決まった2か月ほど前から、最近怠っていたジム通いを再開。たるんだ肉体に喝を入れるため、週5日のペースで、仕事前の45分ほどをジムで過ごすことが習慣となりました。 夏の暑い盛りに始めたトレーニングですが、結果からお伝えすると、まったくもって減量にはならず逆に久々に流す汗が気持ちよく食欲が湧いてしまった感があります。 仕方ないのでなるだけ肌の露出を抑えた水着を購入して、旅を乗りきりましたが、水着姿で悠々とプールサイドを歩くこともできず、東京に戻り改めて、還暦までに肉体改造すべく、筋トレに励んでいるところです。 若い頃のように、無理やりに体重を落とせば、シワとたるみがやってきます。 約3年前、新型コロナに罹患した際には、食欲を失くし短期間に大幅に体重が減ってしまいましたが、その際に鏡に映った自分の衰えた姿にはゾッとしました。