足の速さは本当に生まれつき? 盗塁王・聖澤諒さんが勧める「走れる子に育つ」遊び
野球が上手くなるには、野球以外の運動を経験することが大切
野球のレベルが高校、大学と上がっていくにつれて、より高度な動きや反応、身体操作性が求められるようになります。ゴールデンエイジ期にいろいろな体の動かし方を経験している選手とそうでない選手とではここで大きな差が出てくると思います。 中学、高校に上がってからでは、ゴールデンエイジ期のように脳も体も習得してくれません。小学生時代に野球だけを突き詰めていって上手くなっても、いつかどこかで頭打ちになってしまうように思います。 だからこそアカデミーや少年野球の練習では、野球以外のいろいろな身体の動きを意識して積極的に取り入れる必要があると思っています。 野球が上手くなりたければ野球以外の運動もたくさんやることが大切です。それはいますぐ結果につながらないかもしれませんが、将来必ず役に立つ日がやってきます。急がば回れです。
聖澤諒