【バドミントン ジャパンオープン】山口茜が決勝進出、史上最多タイ4度目Vをかけてブサナンと対戦
男子シングルスで初の4強に進出した奈良岡功大(NTT東日本)は、周天成(台湾)に0-2で敗れた。序盤は丁寧なラリーで互角に見えたが、第1ゲームの14-12から9連続失点。さらに第2ゲームの出だしで6連続失点。合計15点も続けて奪われる展開となり、試合のペースをつかめなかった。 パリ五輪の決勝トーナメント1回戦で敗れた相手との再戦だったが、突破口は見出せず、対戦成績は5連敗となった。 試合後の奈良岡は「勝ち方が、全然わからないです」とお手上げだった。パリで初めての五輪挑戦を経験し、2028年ロサンゼルス五輪に向けて躍進が期待される、日本男子のエース。「4年後に向けて体を作り直したい。負けない体をつくるか、もっと動き回るか。まだまだやることは、多い。練習が必要」と出直しを誓っていた。 最終日の25日は、各種目の決勝戦が行なわれ、女子シングルスの山口は最終試合に登場する。
取材・文/平野貴也 構成/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO