【宮島ボート】竹井貴史 優出を一番乗りで決め「足はバランス取れて上位」
ボートレース宮島の「ボートレース宮島70年ありがとうカップ」は9日、準優勝戦3番勝負が行われ、優勝戦に出場するベスト6が決まった。 竹井貴史(33=福岡)は「調整が分からない」と当地に苦手意識もあったが、早々に調整を合わせると予選道中はオール3連対をキープし2位で通過。準優10Rはインからコンマ17の好Sを決めて先マイ。そのまま逃げ切り、優出一番乗りを決めた。「足はバランスが取れて上位。バックの足はいい」と仕上がりに納得だ。 2025年前期適用勝率は自己最高の7・11をマーク。「序盤は優出もできなくて、自分としては取りこぼした思いの方が強い。もっと取らないと行けなかった」と満足はしていない。ただ、好成績を残したことで今後の展望が開けたのは間違いない。「意識はしていないけど、一つ一つ積み重ねて。その先に(SG)ダービーなどにつながれば」。前節住之江に続く2節連続Vを決め、年末のラストスパート、そして、その先に夢舞台へつなげたい。
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