横川尚隆、伝説第2章の幕開けか “ミスター・オリンピア”目指し、2025年にFWJ参戦を表明【プレイバック2024】
2019年にJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の日本男子ボディビル選手権で優勝し、日本一のビルダーとして君臨した横川尚隆。それ以降は芸能活動に注力し、選手としてはステージから離れた男の第2章が始まろうとしている。 【フォト】ジュラシックカップにゲストで登場 伝説のポージングを決める横川 11月24日、東京・渋谷で行なわれたFWJ(Fitness World Japan)JAPAN PRO 2024のトークショー第2部に登場した横川が、FWJでの6年ぶりの大会出場を宣言した。
目標は世界最高峰の舞台「ミスター・オリンピア」において、ボディビル212(※212ポンド=約96kg以下)での優勝。同日のトークショーにともに登壇した、“ビッグ・ヒデ”こと山岸秀匡(元IFBBプロボディビルダー、通算6度の優勝、ミスター・オリンピア11度出場)にコーチを託し、大舞台に挑むことを発表した。 2019年にミスター日本に輝いて以降、大会からは退くつもりでいたと言う横川。しかし芸能活動に取り組む中で、各界のトップ選手やアーティストが戦っている姿を見て、戦っていない自分に情けなさを感じるようになったと心境を告白。大会へ復帰するだけでなく、やるからには一番を目指すことを決意した。 「FWJに来てプロを目指すだけでは終われないし、プロで活躍したいとかっていう気持ちではきていないです。ミスター・オリンピアに出たいっていう思いでもないです。獲りに行くっていう気持ちできました」 山岸はそんな横川に対し「100年に一度の逸材だとあらためて思いました。ボディビル212で戦ってきた者として、これは絶対に(優勝)できる。やってくれ」とエールを送った。今年で30歳になった横川、踏み出した一歩の行方に今後も注目したい。
文/森本雄大 写真/木村雄大