冬こそ体の内側から潤いを与えて老け肌を予防する!セルフケアのポイントと【おすすめ美肌薬膳食材8選】
◆棗(なつめ)
世界三代美女の1人である楊貴妃も、好んで食べていたと言われる薬膳食材が「棗(なつめ)」です。健康や美容に良いイメージを持たれている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。 棗は、老けた印象を与えるお肌のたるみに効果があります。たるみは、薬膳では胃腸のエネルギーが少ないサイン。エネルギーが足りないと、筋肉を引き上げる力が低下し、お肌のたるみに繋がります。 胃腸の機能を整えつつ、お肌に栄養を与えてくれる棗は、鍋や煮物、お菓子の材料にも活用できます。取り入れにくい、ハードルが高いと思われる場合には、そのまま食べられるフリーズドライでも販売されているのでチェックしてみてくださいね。
◆黒豆
お肌の血色が悪いときや、肌つやをよくしたいときに摂取したい食材が黒豆。血を補ってお肌に必要な栄養を届ける働きと、血を増やし肌質を良くする効果があります。積極的に取り入れることで、体の内側から美しい肌を目指すことができます。 お料理にはもちろん、おやつとしても楽しむことができるので、普段から常備しておきたい食材です。甘く煮込んだ黒豆煮をイメージされる方も多いと思いますが、黒豆はそのまま蒸したものや、お茶、スープの具材などで活用するといいでしょう。
◆白きくらげ
お肌のカサつきやかゆみ、洗顔や入浴後のお肌のつっぱり感があるときには白木耳がおすすめです。身体の内側からお肌に潤いを与え、保湿する効果があります。外からの刺激や乾燥からお肌を守り、しっとりとした状態を保つことができます。 味や香りにクセがないのでスープやサラダ、デザートなど幅広く摂取できることも魅力です。特に、煮物やスープに加えると、有効成分を余すことなく摂ることができますよ。
◆はと麦
はと麦は、むくみや重だるさを感じているときに効果的な食材です。利尿作用があり、体内の余分な水分や老廃物を排出してくれるデトックス効果があります。また、体内の熱を取り除き、お肌の炎症を抑える助けをするので、シミやそばかすなどの肌トラブルも抑制。美肌作りに嬉しい食材です。食べるだけでなく、はと麦成分入りの化粧水も人気です。 茹でておいたものを冷凍保存すると便利ですが、茹で汁にも効能があるので捨てずに調理して召し上がってみてください。毎日ご飯を炊く際に、ひと匙入れて一緒に炊飯しても手軽に利用できます。