ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は東北自動車道の那須高原SA(上り)のグルメを紹介しよう。
リゾート地である那須高原にあるドラマチックエリア
ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は東北自動車道の那須高原SA(上り)のグルメを紹介しよう。 【写真はこちら】那須高原SA(上り)は、中央にトイレがあり、その左右にレストランとショッピングコーナー、フードコートが配置されている。(全13枚)
栃木県最北となるSAが、東北自動車道の那須高原SAです。ここは地域の特色を生かした中核的なSAであり、ドラマチックエリアと呼ばれてもいます。 名称のとおり、観光地であり避暑地でもある那須高原にあり、リゾート地ならではの充実したグルメが用意されているのが特徴です。今回、そんな那須高原SA(上り)で、紹介したいグルメは二品。ひとつは、2024年の新メニューコンテスト「NEXCO東日本ハイウェイめし甲子園」において決勝に選出したラーメン。もうひとつは、ちょっとゼイタクな逸品として長く人気を集めるドンブリです。
コンテスト決勝にて4位を獲得したラーメン
最初に紹介するのは「栃木の恵み 青源味噌ラーメン」(1100円)。フードコートにある「ラーメン『麺屋りんどう』」が提供する一杯です。こちらのメニューは2024年春に決勝が行われたSA/PAの新メニューコンテストとなる「NEXCO東日本ハイウェイめし甲子園」にて、予選を勝ち抜いて栃木代表となり、決勝では4位となったもの。 その特徴は、ドーンとその存在を主張する、大きな大きな餃子です。なんと、ラーメンに3個の餃子がトッピングされているのです。さすが!餃子で有名な栃木ならではということでしょう。さらに驚くべきは、トッピングされた栃木ならではの食材は餃子だけではないということです。ニラもネギも、そして煮卵も、さらには新生姜も、トッピングにあるすべてが栃木自慢の食材なのです。 では、さっそくいただいてみましょう。トッピングの餃子は、お肉たっぷりでジューシーで旨味もたっぷり。味噌のスープとの相性が抜群でした。那須御養卵を使った煮卵は、黄身の味が濃く、そして甘いことに驚きます。ニラはシャキシャキで歯ごたえ十分。岩下の新生姜は、癖がなく食べやすく、それでいて舌先の雰囲気を変える良いアクセントになっています。 これらのゼイタクな具材を、ひとつにまとめ上げるのが絶品の味噌スープ。宇都宮の有名な青源味噌を使ったオリジナルのスープで、ほんのりとピリ辛、それでいてまろやか。後味さっぱりで、夏場もグイグイいけてしまいます。コンテストで上位に入賞したというのも、納得のおいしさでした。
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